カテゴリー別アーカイブ: Diary

2012.06.22

Sand Drive

スクリーンショット 2012-06-22 6.20.02

モロッコでのテストは順調に進んでいる。
今日は砂丘でのテストラン。
とにかく砂丘を走って走って走りまくってる。

しかもハードに!

砂巻き上げてもうもうです。
もう前なんて見えやしない。
バンパーだってもげ落ちるほど。

ラリー本番以上に激しい走り。

カメラマンも砂まみれで大変!

今年の砂は、硬く絞まって走りやすい。
でも同じところを何度も走ると、柔らかくなってきて、
走るのが難しくなる。
しかも暑いから、昼になるともっと柔らかくなる!

砂丘は何度走っても難しいね。
奥が深い。
ほんと、一筋縄では行かない。
だから面白い!


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  1. 一通 のコメント

    いや~ワイルドですね~!
    最後の写真など知らなかったら何を撮っているのかわかりません。
    しかしこのワイルドさがたまりませんね。
    撮影された方もお疲れ様です!

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2012.06.21

フェシフェシって美味しいの?

IMG_3499_1

モロッコテストというと、ほとんどの方が過酷な状況下をイメージされると思うけど、
申し訳ないです。意外とマイルドです。
なにしろ、オレたちが滞在するのは、リゾートホテル

はい。プール付きです。
テストが終わればどぶんです!
プールサイドにたたずむ美女と戯れる! とまでは行きません
何しろ今のモロッコはシーズンオフ。暑すぎて誰も来ないから、
ホテルは貸し切り状態。

で、早速向かったのは、あの憎きあいつの待つエリア。
そう、フェシフェシ。
砂は石が削れたものだとしたら、
このフェシフェシは、土や火山灰が乾燥して粉状になったもの。
小麦粉と同じと考えれば分かりやすいか。
これが積もって埃まみれのエリアのことを言う。

前回のダカールラリーではこいつにやられたからね。
早速フェシフェシのあるエリアに向かった。
といってもアスファルトから100kmほど離れているので、向かうのにも時間がかる。

そして現地の気温は45度!。
まぁこんなもんでしょ(笑)

今回のテスト場所は、河の流れた後で、ここに土がいっぱいたまってる。
普通は硬くてなんてことないのだが、こいつらが走るおかげで路面が削れていく。

そう、トラック。採石場があるらしく、何台ものトラックが行き来している。おかげでフェシフェシがたまるという訳。

ところが!
今年は季節外れの雨のおかげで、路面が固まってしまい、フェシフェシがない!
困った!

なんとか残っているエリアを、まるでモトクロスコースみたいに周回。
でも何度も走れば、削れてフェシフェシの出来上がり!

ほら埃まみれ!
これはワイルドかな(笑)

でももっとワイルドなのが、この映像を撮った丸山メカ!

うーーん。まさしくワイルドだろ〜(笑)
テストは順調です!


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  1. 一通 のコメント

    まずはフェシフェシ作りから!
    様々な苦労があるのですね。

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2012.06.18

再びモロッコへ

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フランスから一路、飛行機でモロッコのフェズへ。
そこからクルマで6時間かけてホテルに到着。
ついたのは勝手知ったるエルフードの町だ

ここはアフリカ時代のダカールラリーのルートがたくさんあり、
そしてすぐ近くにメルズーガと呼ばれる大砂丘群がある。

マシンテストにはもってこいの場所だ。

今ここにいるからと行って、来期のダカールラリーへの参戦に関して発表することは、まだ何もない。
まだ契約期間が残っているからだ。

2年ぶりにきたモロッコは、雨が降り、いつもよりも涼しいけれど、
今日からアフリカを走れることにわくわくしている。

やっぱりオレにはこの場所が必要だ。

時差ぼけ真っ最中で、朝早くにホテルから歩いて目の前の砂丘を歩いてみた。

後ろに見える建物が、ベースとなるホテル。
ここでに泊まって、走っての毎日が、また始まるんだなぁ。

やっぱりアフリカはいい!


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  1. 一通 のコメント

    ファンとしては美しい砂丘を走るマシンの姿を想像するとワクワクしますね!

  2. 藤田 清 のコメント

    実のあるテストになることを期待してます。何だかんだ云いながら、クリスマスイブは南米にいますから。
    あれがホテルですか! 遺跡にしか見えませんけど。周りにネオンなんて勿論無いよねー!

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2012.06.17

ルマン24

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今パリに来ています。
ちょうどルマン24時間が開催されてます。
今年はトヨタにアウディの参戦と、盛り上がってますよね。
トヨタは早々にリタイヤしてしまったけれども・・・。

でも、長距離のレースのデビューで好成績を出すなんてことは、まれです。
というか、今の時代無理です。
何度もトライ&エラーした結果の経験値、ノウハウの蓄積を持つライバルに立ち向かうには
それはそれは大変なことなのです。

ダカールラリーだって、ワーゲングループが初勝利をした2009年に達するまでに6年。
BMWグループに至っては10年かかってます。
日産は3年で撤退したので4位が最高位です・・・。

ドライバーだってそうです。
今年優勝したペテランセルが初優勝するまでたって、6年以上かかってるはずですよ(数字思い出せず)
鳴り物入りでWRCからやってきたカルロス・サインツだって、5年だったかな。
ナッサーアルアティアだって同じくらいかかってるはず。
そんな簡単なもんじゃない。

だからこそ、続けて行かなければダメなんです。
始めた以上、勝つまでやめたら、それまでの努力が無駄になりますからね。

で、このルマン、オレにも思い出の土地なんです。
初めてダカールラリーにチャレンジしたとき、フランスの拠点にしたのが、日本レーシングのガレージ。
そう、日野レンジャーの菅原さんのチームです。
そこに間借りしていたのだけれど、彼らのガレージがルマンから10キロのあたりだったんだ。
だから、初めてゼブラゾーンのコーナーの”一般道”を見たときは興奮したね。

でも実際のルマンのレースを見たことはないんだよなぁ。
今年見に行けばよかったなぁ。
ちょっと残念!


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  1. 一通 のコメント

    本当、見に行けば良かったかも。でも他の目的があっての滞在なら仕方ないですね。それにしてもルマン、ダカールに歴史あり、ドライバーさんにも積み重ねあり、だとわかりました。

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2012.06.07

SとMの競演

スクリーンショット(2012-06-07 15.30.36)

ワールドツアーと称して世界中の国で、ダカールラリーの発表会がありました。

日本は…..去年から素通りです。

原発問題で来なくなった、というのも理由にはあると思いますが、
ようはきっかけになった。と言う感じかな。

何しろ日本からは2チームしか参戦が無いからね。

でも世界中では人気のコンテンツだから、ワールドツアーが行われているというワケ。

さて、そこで流れてる映像をちょっと紹介。

舞台が南米に移った事で、ロケーションがアフリカとは違うものになった。
けれども美しい事には変わりないことを実感させる映像だ。

しかし!

走る側からすると、こちらのイメージ映像の方がしっくりくるね。

題して
「SとMの競演!」(どこかで聞いたフレーズ…)

これを見て、オレもやってみたーーい! と思う人はマゾっけあると思う。
オレはSだけど(笑)

後半に出てくるホコリというか、フェシフェシがいやだ。
何にも見えないからペースはガクンと落ちるしね。
でも前回はずーーーとこの中にいたなぁ。2週間ほど….。

今度はこのホコリから逃げ切って視界良好でいきたいもんだ。

最後に、この映像、なんだか分かる?

これはゼッケン50番のライダーのためのプロモーションムービー。
やたらと50番が出てくるのはそのためだ。

参加者なら、だれでも、オーダーすればこうして編集してDVDで届けてくれる。
これはいい思い出になるし、スポンサー向けのいいアピール材料にもなるよね。

こうやって、参加選手が活動しやすいように配慮してくれているのも、
今のダカールラリーなんだ。


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