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2010.12.31

あけましておめでとうございます

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新年開けました! と言っても、このブログを書いているだんかいでは、まだブエノスアイレスでは年を越してません。まだ大晦日です。なんたって時差が12時間あるからね。

そんなニューイヤーカウントに、三橋淳とのトークライブにお使いいただいたみなさま!! 本当にありがとう! 正直きかなり不安だったこのトークライブ、何しろオレ、ナレーターでもDJでもMCでもないから、どうしゃべっていいのか分からなかったけれども、たくさんのみなさんの声や、また飛び入りで参加した(参加させた???)メカニックの松本&阪本君の2人にも感謝です。

でえ、グダグダではあったけれど、それでもまぁ上手くまとめたかなぁと、俺自身は思ったんだけど、後でHP管理人である三上さんに電話したら、

「あーーー、ううーーーんーーー、まぁいいんじゃない?」
まぁそっけない返事。この人もオレと同じで素直な人だから、すぐに言葉や態度に出てしまう。というわけで、全然ダメだって言われてしまいました・・・・。

まぁそうだよね。ど素人がしゃべってるんだから、そう面白い番組になるわけないよね。

でも懲りずに休息日にもやるぞ!!!

次回はスケジュールを考えたら、本当に1人でやらなければいけない感じなので、頼みの綱は、画面の前のみなさん! みなさんの質問や声援で、上手くコミュニケーション取りながら進めて行きたいと思う。
毎年やっているチャットを、映像付きにしたと思ってもらえればいいね。

JUN TVのページに行けば、チャット出来るシステムになっているので、活用してください! これ、Twitterやfacebookのアカウントを取らないと参加出来ないのかな? この際だからぜひとってみてください。

映像付きで地球の裏側の砂漠を走る選手とリアルタイムでコミュニケーション取れるって、そうそうない事だと思うから、誰でも気兼ねなく参加してください!

というわけでいよいよ明日スタートです。全然緊張感なし。もっとも、明日は移動だけだからね。競技が始まる2日目からは、徐々にテンションが上がって行くと思う。

というわけで楽しみにしていてください!!

写真は大晦日のブエノスアイレスの街です。紙吹雪が舞うのは、仕事納めでいらなくなった書類やスケジュール表を刻んで窓から捨てるんだって。ヤッター!仕事終わりだぜー! って感じなんだろうね。街は紙だらけで、初めて見た時は暴動が起きたのかと思ったけど(笑) でもとってもたのしそうだ。


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  2. 一通 のコメント

    紙吹雪、後で誰が片付けるんだろう・・・と日本人は思ってしまいますね。ブエノスアイレスの人は大掃除などしなさそうですし。昨日は中継中に爆竹の音は聞こえるし、静かな中に厳かに響く除夜の鐘な日本とはこれまた対照的で良かったです。世界が新年を迎えているぞ!ダカールの幕開けだ!という気分が盛り上がって参りました。また質問にも答えていただき、ありがとうございました。お一人+飛び入りでは司会としゃべりを両方やらなければならないのは大変だったかも知れないんですが、台本がない分ライブな実感が籠っていました。「ラリーとは何ですか」の質問は古賀さんの答えもちょっと聞いてみたかった気がしますが、特に昨日じゃなくてもいつでも聞いてみたい質問だったかもかも知れないですね。

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2010.12.31

車検終了

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無事に車検がおわった。
朝8時からのスタートだったので、早いのなんの。まず車検会場にいくまでに交通ラッシュ前だったので、すんなり到着。そして会場内でも、ナビゲーターのアランがテキパキうごいてくれたので、これまたあっという間に作業終了。途中、イリトラック(オフィシャルサイトで確認できる、走行中の選手の位置をインターネットで見る事が出来る装置)の作動確認が、オフィシャル側のサーバーがダウンして確認出来なくなってしまったが、トラブルはそのくらい。今まで経験した中では、史上最短の2時間半で、終わってしまった。

こうして車検会場に到着すると、いよいよラリーが始まるんだという実感が湧いてくる。ただ今回、自分でカメラをもってライブ配信したけれど、正直厳しい。あっちこっちに気を取られてしまい、思うようにいかなくなってしまう。今発表されているスケジュール以外の配信は厳しいかもしれないと言うのが正直なところだ。スタッフを雇う事が出来なかった限界が、すでに見えてきた気がする。何しろまずはレースこそ最優先項目だから、そっちに集中したいと言うのが本音だ。ライブ配信は余裕が出てきてリズムをつかめたら、というオマケ要素で考えていて欲しい。カメラアングルの設置だけでも結構手間取るんだ、これが・・・・。

とはいえ、なぜかiphoneのアプリでは確認出来ず、ちょっと残念。誰か原因調べられないものかなぁ。


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  1. 一通 のコメント

    無事車検終了されて良かったですね。そして、ポールおめでとうございます。というか、まだ走行していないのであってここから始まるわけですが、2時間半ということであまりに長いので無事終了されて良かったですね、と部外者ながら思わず言いたくなりました。車検だけでもこれだけ大変なのに、無理にライブ中継なさることもないのではないでしょうか。ここまででも十分史上初です。緊張感がありながらもとりとめない車検、どこ行っても南半球の広く開放的な空間、冬なのに軽やかな服装、ラリーらしいがっちりとした装備、全てが非日常的の一言ですね。

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2010.12.30

明日はいよいよ車検

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アルゼンチンに来てから4日目。ようやくマシンと対面出来た。場所はブエノスアイレスより約100kmほど離れたところにある、アルゼンチン・トヨタのファクトリー。

まずここに来てやらなければいけないのが、荷物の整理! キャンプセットはもちろん、着替えの確認と、そして最近最も重要視されるのが、日本食の確保! ラーメンだ。これが最重要。

というのも、アルゼンチンに舞台が移ってから、ケータリングぐの食事の質が落ちてしまって、はっきり言って美味しくない! 中には我慢出来ないくらいひどいときもあって、食事には泣かされているのだこれでもかというくらい茹で上がったパスタは、ペースト寸前だし、肉は良くできましたを通り過ぎて焼きすぎになってるし、さらに味が無い。。。。。

アフリカの時は美味しかったんだけどなぁ(遠い目)

というわけで持参したラーメンをしっかりつまないとだめなんです。俺が持ってきたのは、カップラーメンではなくて、茹で上げしきのインスタントラーメン。茹でる手間が面倒に感じるが、そこは秘密兵器を投入するので、インスタントラーメンの方がいいのだ。

その秘密兵器というのが、おもち! 一緒に茹でてしまえば、力ラーメンの完成! これでもかというほどの炭水化物! これは高校生の時に自転車で旅した時に、よく食べてた方法。これが腹持ち最高なのだ。

そんな事よりマシンをチェックしなさい! と起こられそうだが、フランスから送る時に万全になっているし、さらにメカニックの試走済み。もちろん点検はするけれど、さほど時間はかからない。

そのあとクルマを並べて撮影会を行いい、車両を移動させて、、明日の車検に備えて終了!
車検が始まれば、いよいよダカールラリーが始まったという実感が湧くね。

さて、その車検だけれど、アルゼンチン時間で8時半スタートだという事が判明! 朝早い! というわけで、時間を切り上げ、8時ぐらいからダラダラ放送して行こうと思う。おそらく午前中いっぱいはかかるはずで、ダカールラリーの車検の長さを、一緒に体感して欲しい。まずは会場の入口が分からなかったりするからね。ここ2年同じ場所でやっているのに、毎回迷ってる(汗)

今年はどうかな?


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  2. のコメント

    ものすごく綺麗な青空ですね。赤がよく映えることでしょう。
    でも日焼けが怖いですね。

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2010.12.28

ブエノスアイレスより

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ブエノスアイレスは今日も晴天。気温は30℃と対して高くはないが、やっぱり暑い。街を歩いているとそれだけで汗ばんでくる。去年は雨ばかりだったけれど、今年は大丈夫そうだ。

今朝あたりから、ダカール関係者がチラホラホテルにチェックインし始めた。待望の朝食(時差ぼけで4時には起きてるからね)で、ウルバルスターという選手と再会した。彼は昨年総合2位(バイク)になった実力者で、オレがライダーの時のライバルでもあった。その彼はプライベーターとしてダカールラリーに参戦しているのは知っていたが、
「KTM(バイクメーカー)からバイクを買ってるんだよ。今年はニューモデルになって高くなってさ。テスト? 出来たばっかりでちょっと乗っただけだよ」
総合2位になってもバイクメーカーからのサポートがないなんて。もちろん彼は自国のスポンサーに恵まれててこのラリーに参戦しているわけだが、それにしてもと思う。でも実情なのだ。これがモータースポーツの世界なのだから。結果を出せば全てが手に入るわけじゃない。この世界で生き残るには、本当に難しい。

最近の流行りで言うなら斎藤佑樹選手の「持っている」的な事だと思うのだが、オレもウルバルスターも、持っていない部類になるのだろうと思う。持っている人というのは、イチローや石川遼選手のように、一気にスターダムにのし上がるような選手に使われるのだと。わかりやすく言うなら、可愛い女の子ははたくさんいるけれど、だからと言ってアイドルになれるのは、また別な才能だという事。

でも、持っていない人間だって、別の方法でのし上がってやるんだ! という思いはある。そのためにはとにかく前に突き進むしかない。いつか訪れるビッグチャンスを手に入れるのは、そうした日々の努力をして来たものだけだ。もちろん彼らだって同じだと思う。いや違うな。彼らはオレ以上なんだよね。もっと頑張らないと。

そんな事を考えながら、ヘルメットにステッカーを貼った。「持っているのは仲間」と言うけれど、オレの場合は応援してくれる人々のおかげ。ここにステッカーを貼っていない、無償の支援もたくさん受けている。そういうのをかみしめながら、毎回ステッカーを貼ってます。本当に感謝です。

応援してくれる人がいる限り、前に進んで行こうと思う。

テンション上がって来ました!

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2010.12.27

ライブ配信の準備

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今回のウェブサイトの目玉といえるライブ配信。そのカギを握っているのが、インターネット回線の確保だ。これがなければ全く持って話にならない。日本では当たり前の携帯電話でのインターネット回線は、海外ではうまく働かない事が多いのだ。
幸いな事に、ここアルゼンチンはインフラ整備が進んでいるので、ほとんどのキャンプ地で携帯電話が使える。ただし! 使えると言ってもその回線の速さは微妙だ。特にアンデス山脈麓付近のトクマンやフフイ(1月3〜4日)のキャンプ地では、通じたところで写真すら送れないかもしれない。
というのもだ。こんな小さな街に、ダカールサーカス一座が大人数でやって来て、みんなが携帯電話を使うのだから、田舎の回線がパンクするのは目に見えているからだ。
こればっかりはやって見なければわからない。

さて、そのためのインフラ整備を、こちらでもやらなければいけない。というわけで、日本からアルゼンチンの電話レンタル会社にコンタクトをとっていて、ものは用意していたのだが、そのデリバリーがすごい! なんと、ホテルに行ったら、もう納品してあった! なんというシステム!
普通ならこれでOK! となるのだが、今回の場合はスタッフと話がしたかった。というのも、今回の現地で用意されたのは、USBタイプのもの。コンピューターにつなげるならこれでいいが、iphoneからのライブ配信を予定しているので、このままでは出来ない。そこで、日本から用意したこの、wifiタイプのものに、中のsimを入れ替えて使うからだ。

ただ入れ替えたところで、繋がらないのが、こういった通信機器のサガ。設定画面での入力データが手元に無いので、ネットで探した数値を何度も打ち込んで…とやったらつながった!やった! これで、まずはアルゼンチン側でのライブ配信の目処は立った。

ところが、チリ側のSIMが入っていない。
中に手紙があって、チリのSIMは来週持っていくよ~んって書いてある。
その時聞いてみよう。本当にパケ放題なのか?
もしパケ放題じゃなかったら・・・
テストで日本に何度も電話してるので、この時点で破産確定だな・・・。

あとはチリ側のSIMがうまく接続できるかどうか。
こればかりはチリに入らないと検証できない。つまりラリー中に作業しなくてはならなくなる。うまくつながってくれるといいなぁ。

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  1. RYOEI のコメント

    なるほど。全財産を賭けての送信なのですね。心してみます。
    今日、ハンドボールの決勝でトヨタ車体が出ていた様です。NHKでテレビ放映していた様ですが、観ていないので結果は知りません(^^;;;;;ま、森さんは知ってるでしょう。

  2. 準備もほんと大変ですね。
    淳選手の活躍を楽しみにしております♪♪
    (^^)V

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