月別アーカイブ: 2010-10

2010.10.11

Prize Giving by Jun

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表彰式も終わりファラオラリーは完全に終了しました。
本当に最期まで美酒が飲めずじまいだったけど、それでも表彰される事はすなおに喜びたい。何しろ市販車部門の車両で総合3位だからね。このクラスで戦う事になって以来、総合順位は望めないはずだったから、なおさら嬉しい。ましてファラオラリーはFIA(国際自動車連盟)が定める、正式なワールドカップの最終戦だから、そこで総合3位は嬉しい。

考えてみれば、同じワールドカップのUAEデザートチャレンジに出た時は、7位だったかな? 一応一桁だけど、やっぱり上位3位は別格だよね。小さなラリーでは優勝経験があるけど、ワールドカップでの初の3位入賞は嬉しいです。

ところがそのヨインも尽きる前に空港に向かわなければいけない…本当なら朝まで騒ごうって感じなんだけど、今から荷造りだ。

さぁて、このでっかいトロフィー、どうやって持って帰ろうか!?


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  1. 101K in Kyoto のコメント

    淳くん!おめでとうございます。
    クラス優勝は200DTのポテンシャル&ドライバーの腕前から当然!
    って思ってましたけど。(笑
    総合3位って!!!
    これは凄いです!!!
    流石!ランクル!!いえいえ、流石!淳さまです!!
    m( _ _ )m

  2. Terra のコメント

    本当におめでとう!!!!
    表彰シーンを撮影していたとき、本当ジーンときました。
    私は同じチームクルーとして三橋君を誇りに思います。
    あっ、三上さんお疲れ様でしたーー

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2010.10.11

感動の授賞式でトロフィを獲得。ダカールに向けて好感触を得た三橋淳

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 10月9日、シワからエルアラメインへと至る最終ステージを終えたファラオラリー2010。9日にも最終チェックポイントでポディウムをくぐる簡単なセレモニーが行われたが、10日の夜7時(日本時間11日午前2時)からは宿泊先であり、大会のメインスポンサーであるホテル「ポルトマリーノ」の中庭で盛大な授賞式が開催された。

 ほぼ2週間にわたって開催されるダカールに比べれば半分ほどのファラオラリー。三橋は「あっという間だった、短かった」というが、帰着が深夜になった選手はもちろんのことリタイアした選手も多くいる。その状況下で、ゴールした三橋のクルマを見てメカニックが「まるでスタート前のようだ」と言うほど丁寧にクルマを運び、市販車部門での優勝を果たし、総合でも3位に入る成績を残した三橋の今回の結果は素晴らしいというほかない。

「こういうパーティ形式の盛大な授賞式は久々なので、じつに嬉しいですね。トロフィも大きい!」と、言葉少なながら今回の受賞は嬉しかったようだ。

 現在、こちらは23時15分。三橋およびチームスタッフは深夜2時に空港行きのバスに乗り、カイロ空港からフランスへ飛び、そこで後片付けを行ってから日本へと帰途につく。

 さて、これにてファラオラリーの速報は終了します。期間中、ライブ放送を視聴していただいたり、ブログを見ていただいた皆様、本当にありがとうございました。あと2カ月ほどでダカールラリーですが、ぜひまた応援、声援をお願いします。


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2010.10.11

Pharaon Days by Mikami 4

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 ファラオラリー終了しました。現在、授賞式の原稿も書き終わって、あとはそれらをアップしたりメール送信したりすれば僕の任務もおしまい。カイロまで走り、レンタカーを返したらあとは帰るだけです。

 同行取材というのは記憶にある限り初めて。同行して、それで結果的に記事を書いたというのは何回かあるけれど、今回は毎日のタスクが設定されている同行取材。

 途中からまったく時間的な余裕がなくなり、書けなくなってしまった僕のパートですが、今夜がエジプト最終夜でもあり、書いて帰ろうと思います。

 僕にとっては初めてのファラオラリーで、しかもこのウエブサイトー Jun38c.comーにとっても初の現地同行取材。三橋が二輪でダカールに参戦し始めてからずっと(もう10年になるんだなあ)、小さな小さなスポンサードとして速報を僕が担当してきたのですが、今回は協力、協賛企業各社様のおかげで三橋自身が強く望んでいた同行取材となったわけです。

 そのきっかけとなったのが、ソフトバンクの海外パケット定額サービスの開始でした。これまで海外からライブで映像や写真を日本に送信しようとすると、とても現実的ではないほどの費用がかかりましたが、これを利用すればiPhoneだけである程度のことができる。もちろん、衛星回線と専用機材を利用した中継に比べると品質は比較になりません。しかし、三橋が1人でそれをやるのと、三橋以外の第三者(今回の場合は僕)が取材を担当するのとでは大違い。

 しかし、実際に現地へ言ってみると、ビバークでは圏外だったり、電波があってもデータ送受信でエラーが出たりと結構大変ではありました。また、ラリーを走りながら僕のコントロールをしなければならない三橋も大変だったと思います。誤算だったのは、ビバーク地に用意されていたインターネット回線がかなり細いこと、またトラブルも多かったこと。使用できる時間は短く、最短の日は実質3時間ほどしか稼働していない日もありました。
 
 というわけで、見づらい部分も多かったライブレポートでしたが、いかがだったでしょうか? 取材してレポートしていないこともありますし、そのうちまた付け加えていきたいと思います。

 現在、テレビなどでのダカールの情報が非常に少ない状況を考えると、ダカールでこそこうしたライブレポートをやりたいと三橋は言っていますが、ダカールの場合はファラオラリーとは桁違いの費用がかかってきます。今回のようにiPhoneなどの簡易機材でレポートしようと思っても、残念ながらダカールの舞台であるアルゼンチンとチリを含む南米ではパケット定額になっていないこと、プレスエントリー費も非常に高価なこと、期間が長いためにスタッフの確保が難しいことなどで、まだちょっと現実的ではありません。そうした費用を気前よく出してくれるスポンサーがいない限り無理でしょう。

 ダカールの話はさておき、しかしiPhoneさえあればここまでできるといういい実験になったのではないかと思います。今回、取材に使った機材はiPhone4、MacBook Pro、それにカメラのみ。移動はレンタカーです。ソフトウエア及びサービスはUstream、You Tube、Wordpress、それにiPhone用のBriefcaceというソフトウエアがじつに重宝しました。

 ダカールまであと2カ月。ぜひ今後とも、Jun38c.comのチェックをよろしくお願い申し上げます。

 


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  1. 101K in Kyoto のコメント

    三上様
    現地からの貴重なレポート!
    とても臨場感があり、ど素人の私でも楽しむ事が出来ました。
    本当にお疲れ様でした。
    ありがとうございました。
    m( _ _ )m

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2010.10.10

Stage 7 ? by Jun

Stage 6でプロトラック(シボレー・シルバラード)を抜く瞬間

勝利の美酒を味わえなかったせいか、今日の夜に表彰式があるのだけれど、気持ちはもはやファラオラリーにない。もうダカールラリーの事であれこれ考えてしまう。実は天気があまりにすぐれなくて、海もプールも冴えない感じになっているのが原因。ビールも飲めないしね。
実はステージ5が終わったあと、無性にビールが飲みたかったんだ。いつもなら終わるまで飲む気が起きないんだけど、自分でも不思議だなァって思ってた。きっと勝手に体が察知してたのかな? ゴールしてもビールないから今のうちに飲んでおけよってね(笑) そんなわけないか。

Stage 6でプロトラック(シボレー・シルバラード)を抜く瞬間

今回のラリーを振り返ってみると、総合3位で市販車部門に優勝、十分な結果だと思うけれど、自分の中では満点じゃないかな。80点くらい。1回のスタックと1回のパンク分で減点だね。確かに全くミス無く走り切っているドライバーは1人も居ない。ジャン・ルイ・シュレッサーだって、マージンを確保していたにもかかわらず、最終日にひっくり返っているくらいだしね。でもミスはミスだし。それを無くせばもっとタイムはよくなる。ミスをなくすには余裕を持たなければいけないね。余裕。気持ちが追い詰められていたらダメだと思う。

それに自分のなかでも弱い部分が浮き彫りになった気がする。砂丘の走り。決して苦手というわけではないけど、スタックを意識して守りの走りになってしまう。守りながらもタイムを稼ぎたいね。それに、ハイスピードの砂丘の道を飛ばすのも、もっとペースを上げたい。130km位で巡行する砂のハイウェイで、見えないうねりの先でもしっかりアクセルを踏んで行きたい。
これら2つも、出来ないわけじゃない。集中力をしっかり持って走れば、かなりいいタイムが出せているんだけど、でももう少しリラックスして同じ状況を作り出したい。そのためには練習あるのみなんだが、日本にはないロケーションだよねェ。砂丘。

でも問題点があるという事はいい事だと思ってる。だって克服すればもっと早くなるんだからね。早くなるにはどうすればいいか。それには自分の弱点も把握しないと。問題点が認識出来なければ、解決は出来ないんだから。

2003年に初めて4輪でこのファラオラリーに出場した時には、走らせる事で一杯一杯だったけど、今はどうやったら早くなるだろうかって考えているところが、7年前の自分と1番違うところかな。
そう考えると、進化してるんだなァ、オレも。でもまだまだ早くなります!

まずは今夜の表彰式を晴れやかにいってきます。ハメははずしません。ノンアルコールだしね(笑)


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2010.10.10

STAGE6 by jun

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無事にゴールしました。総合3位で市販車部門優勝です。詳しいレポートは追ってUPするとして、今日はリエゾンがトータル260km。ラリーはリエゾン、つまり移動区間があるのだけれど、このラリーは極端にこのリエゾンが少なかった。
リエゾンはつまり街の近くではラリーは出来ないので、荒野まで移動するためのものだけど、その必要がないほど砂漠だらけの国だって事だ。

ところが今日のリエゾンは、リエゾンなのにオフロード! なんでスペシャルステージ(タイム計測区間)にしないのさ! 十分ラリー出来るじゃないか。

と思ったら、どうやらここはミリタリーZONEらしく競技出来ないだとか。スペシャルステージゴールのエリアもミリタリーZONEらしく、地雷があるというし、なんとも物騒だ。

でも考え様によっては、一般ツーリストが入れないエリアを通るのだから、それはそれでも贅沢な話じゃないか。

そうなんだけど、最後の100kmのリエゾンは舗装路なのに穴ボコだらけでもう大変! ラリーでクルマを壊してないのに、この道で壊しそうなほど…。

リエゾンがどんなに長くてもさして気にした事はなかったけど、あのリエゾンはもうゴメンだなァ。

というわけで、レポートはまだまだ続きます!


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