月別アーカイブ: 2012-01

2012.01.31

神様

名称未設定

時差ぼけがまだ収まらないなか、名古屋の人気FMラジオ局のZIP-FMへ行ってきた。
朝の番組で毎日TLCのダカールラリー速報を放送していたこともあり、
帰国後の出演と相成った。

といっても短い時間だし
チームメンバー3人との出演なので
ほとんど話す時間もなく、
あっという間に終わった。

うまく伝わっただろうか・・・

火曜日の名物キャラであるDr.チューズデーに会えたのはビックリ楽しかった(笑)

今度はぜひ彼と絡んでトークしてみたい!

Dr.チューズデーとはこんな人!

最後にリクエスト曲を聞かれたので、ちょっと悩んだけど、選んだのは

モンゴル800の「神様」

約3年前にリリースされたもので、オレの大好きな曲。

ラジオでは、今回のダカールラリーは運が悪かったし、厄年だし、
神様お願いしますってつながりでリクエストしたんだけど、

この歌の内容はそう言うものじゃない。

ぜひ一度聞いてほしい。

はじめはオレも、いまいちピンとこなかったけれど、
聞けば聞くほど病み付きになった曲です。

日本には、いや世界中でいろんな問題がある。
それを知ることから始まる。
知らないことは罪だよ。

目をつぶらず、しっかり見よう!

特に今の日本はね!

そう思える歌です。


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  1. ss4 のコメント

    > モンゴル800の「神様」

    初めて聴きました。
    いい曲ですね。このバンドの他の曲も聴きたくなりました。

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2012.01.30

Radio出演 – ZIP‐FM

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中部エリアのみの視聴になります。

ZIP-FMの朝の番組「MORNING CHARAGER」内にて、ダカールラリーを終えたTLCのメンバーがラジオ出演します。
7:45~8:15からのTOYOTA HYPER CHAGERコーナーに登場!

放送日  1月31日(火)
放送局  ZIP‐FM(FM放送77.8MHz)
     愛知全域、岐阜(美濃地方全域)、三重県(北中部全域)エリアにて放送
内容   (1)番組情報
          MORNING CHARAGER(6:00~9:00)内のコーナー
          TOYOTA HYPER CHAGER(7:45~8:15)でゲスト出演
  (ナビゲーター:小林 拓一郎氏)
  →番組HP http://www.zip-fm.co.jp/blog/mtoyota/
            ※約10分間の出演予定


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2012.01.30

日本

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戻って来てからいろいろな方々にご挨拶して回っています。
ラリー中のみんなの応援もそうですが、
こうして関係各社に回っていくと、
いかにダカールラリーを楽しみにしていてくださってたかが分かる。
とくに、今回は優勝を逃しているので、みんながっかりしてくれていて、
期待が大きかったんだなぁと、しみじみ思う。

なかでも、トヨタ車体の役員の方々へのご挨拶に行ったときには、
その落胆ぶりに、こっちがびっくりするくらいだ。

なかでも、網岡社長の落胆ぶりは、相当のようだったとか。

今回は直接お話しする時間がなかったのだけれども、
あとから人づてに質問された。

「今回のダカールラリーは、攻めの走りだったのかな?
 それとも、守りの走りだったのか?」

 鋭いところをつくなぁと(笑)

今回の走りは守り、というより防戦一方でした、と応えると、

「社長も『守りだったんじゃないかって思うんだよ』と、おっしゃってました」

よく見てらっしゃる!

というよりも、すごくラリーを理解されて、楽しみにしていたんだなぁと。

そう思うと、連覇を途絶えさせた事にさらに悔しさがにじんでくる。

と、同時に、すごく嬉しくもあった。

ラリーの結果に一喜一憂してくれていたと思うと、とても嬉しい。
社長を始め、多くの役員の方々も同じだった。

今だから話すけれども、オレがこのチームに入ったときには
「別に優勝なんかしなくていいんだよ」
と、真顔で言われたことがあるくらいだからね。

それから考えれば、今はチームの存在が会社にとっても意味のあるものになったんだなと
本当に思う。

さらに役員の方でも、このサイトを毎日ご覧になっていた方もいたとか。

余計な事書けないねー(笑)

やっぱり、プロとしてラリーに参加している意味として
結果を出す事はもちろんだけれど、
その結果を多くの人に楽しんでもらえる事が大事なことだし、
ドライバーとしての喜びでもある。

いくら結果を出したって、誰も無関心なら意味が無いからね。

トヨタ車体の方々はもちろん、
スポンサーの方々、
そして応援してくれているすべての人々の存在を、
負けて改めて感じた帰国の日々でした。

時差ぼけは未だ治ってません!


カテゴリー: Diary

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2012.01.27

ダカールラリー2012 トークショー


開催決定!!
ダカールラリー2012 トークショー
2月12日(日) お台場メガウェブ

 出場した方々のレースの様子や体験を生の声で聞くことのできる貴重なチャンスです。お友達をお誘いの上、遊びに来て下さい。今年は、競技車の試乗もできます!

  日時:2月12日(日) 12:30~ 受付
  場所:メガ・ウェブ(東京・お台場) http://www.megaweb.gr.jp/
  内容:競技車試乗(チーム・ランドクルーザー・トヨタオートボディ                    / HINOチーム菅原)
      ダカール・ラリー2012 トークショー
      恒例ダカール・ラリーグッズの抽選会

今年はメガウェブでの開催でグレードアップ!
junによるダカールマシンの同乗体験走行もあり、
トークショーありと盛りだくさん!
入場料は無料!
滅多に無いチャンスです!


カテゴリー: INFORMATION
  1. 菊田 のコメント

    お疲れ様。活躍凄いです。幼き日々一緒に楽しんだの思い出します。これからもますますの活躍願います。…菊田より

  2. ss4 のコメント

    伺いますよー
    試乗の抽選、当たるかな?

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2012.01.23

声援ありがとうございました!

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このサイトをご覧になっている方も、
なられていない方も、
応援ありがとうございました!

このサイトのコメントはもちろん、
twitter、facebookのコメントもしっかり読ませていただきました。
本当にありがとうございました!

2012年のダカールラリーが終わりました。
あっという間の2週間でした。
そして、こんなにも運に見放されたラリーは初めてでした。

初日から新型ホイールを導入したことが仇になって、2日連続のリム落ちで大きくタイムロス。
そこから追い上げの毎日が始まりました。

さらに目の前でバイクが転倒して、よけてスタック
厳しい砂丘を走っているところに、TVクルーのクルマと接触し、タイヤを破損
さらにジャッキが作動しないという悪循環。

トラックにもぶつけられました。

自分たちの位置を完全に見失うミスコースも初めてでした。

12年のダカールラリーで一度も経験した事の無いトラブルを一気に経験しました。

それでも首位に立てたのは、自分の底力だと今でも思っています。
そして、後半になって一気に2位との差を拡大できたことで、
それまでなかなか差を広げられなかったうっぷんが晴れた思いでした。

しかし、そんな思いをぶち壊す、2回も立て続けに起きたラジエターのトラブル。
このトラブルも初体験です。
今まで一度も起きた事が無い。それが2回も!

世界一過酷なラリーですから、そういう事もあるんだと思います。
そして、うまく修理してラリーを続行できたとも思っています。

けれども、

2度目のラジエター破損の時は、さすがに動揺していたと、自分でも思います。
今までのマージンを一気に吐き出すことになった、2度目のラジエタートラブル。

1度目のラジエタートラブルでも、相当慌てた。慌てたけれど、うまくリカバーできた。

しかし2度目は、冷静になれなかった自分の精神的弱さが、あだになった。

言い訳をすれば、まさか2回もラジエタートラブルが起きるとは思わなかった。
それでも、諦めずに、前回1時間半かかった作業を、1時間で終わらせた。
諦めるつもりは毛頭なかった。

この時点で、マージンはゼロになった。

それでも、自分の冷静さを奪うには十分だったようだ。

ラジエターを直してから走り出してすぐにリム落ち。
そして、今まで経験した事無いような、リカバリー不能なスタック。

完全に動揺してたのが分かる結果です。

あのとき冷静になれば、
「なーに走り出せたんだ、まだチャンスはあるさ!」
「今日負けたって、明日逆転すればいいんだから!」

そんな大らかな気持ちになっていれば、また違った結果になったと思う。

ゴール直後はそう思い後悔したけれど、
でもよくよく考えてみたら、それって相当難しい事だよね。
自分を擁護するつもりはないけれど、あの状況化で慌てるのは、普通の事だって、思う。
自分の弱さ、というよりも、普通なリアクションだなってね。

でも、普通じゃダメなわけで、やはりそこはもっともっと精神力を鍛えていきたいと思う。
運転技術はもちろんだけど、最後に効いてくるのは、この精神力だと思うから。
次回には、この部分も強化して、より強い三橋淳を作り上げていきたいと思う。

本当に今回は毎日毎日、負の連鎖が続いた。
まるでラリーの神様に邪魔されているみたいに。
それでも首位にいるオレに、神様が2発も爆弾を投下した、そんな感じさえする。
実はSS13でもラジエター破損はあった。水は漏れてなかった。
ある意味ラッキーだけど、神様にしたら、首位脱落した者に、これ以上の不運は不要、
と思ったのかもね。

そんな冗談はさておいて、悔しさ満タンです。
このエネルギーを2013のダカールラリーにぶつけるべく、
今から精力的に活動していきたいと思います。

今後とも応援よろしくお願いします!

三橋 淳


カテゴリー: 2012 DAKAR
  1. のコメント

    お疲れ様でした。
    宿題があるってことは
    また行かなくちゃいけないってことですから
    私たちも期待して応援していきます。
    頑張りましょう(^^)v

  2. 藤田 清 のコメント

    「声援ありがとうございました!」 と、きたから、おっ!来たかと読み始めたら・・・・・・・・・・・・・・、レース中のどのレポートよりもより理解しやすく感じました。
    素人の分際ですが、今年体験されたことを踏まえて臨まれる次回からが、
    真のダカールラリーなのかもしれないと感じました。

    TLCのシートに感謝し、また大切にしながらストイックに自分を鍛え上げる
    三橋 淳を応援し続けます。
    2013ダカールはもうスタートしております。
    見慣れたランドクルーザーのドライバーズシートであと1あばれも、2あばれもしてください。
    ほんとうにお疲れ様でした。

  3. 向井 拓朗  のコメント

    三橋 淳 様 
    見知らぬものからの突然のコメントお許し下さい。80年代後半から当時のパリダカを影で見てるファンです。当時中学生だった私は衝撃を受け魅了されました。世界一過酷なラリーと言われ、見ているだけでも凄いのに参加者は体力的にも精神的にもタフなラリーでしょう。私が知らないだけかも知れませんが近年あまりTVではON Air されなくなったのが残念です。昔は2時間枠くらいで放送されてたと記憶してます。 一度、いつか現場を生で見てみたい! そう思う情熱のラリーだと思います! FACEBOOKではメッセージは送れなかったのでこちらでTRYしてみます。 2012年のラリー お疲れ様でした! 

  4. 怪鳥 のコメント

    お疲れ様でした!
    いつも陰から応援しておりました。
    その悔しさを忘れずに来年も頑張って下さい!
    応援しています・・・・

  5. 一通 のコメント

    普通じゃないって、そこまで行くと超人的なレベルですね。人にあって人にあらず、みたいな。鉄の意志と肉体を持つ鉄人?とか。でも三橋選手、今でもかなり、というか実際に鉄人だと思いますよ。もしもの凄く運さえ良ければ、全然鉄人でも超人でもなくても強くなくてもOKなんだろうと思いますが、そんなに都合良く運が良いなんてあり得ないので、良いリザルトをより確実なものにするために、より超人鉄人を目指さないといけないのですね。なんと、この戦いの果てしなさには圧倒されますし、だからこそロマンも深まります。

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