月別アーカイブ: 2012-07

2012.07.20

富士スピードウェイ

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ずいぶん時間が経っちゃったけど、
先週の日曜日に行った、イベント。
富士スピードウェイでのラリーカー体験コーナー。

関係者の皆様が協力してくれたおかげで、
今年も開催することができた。
本当にありがとうございます。

しかし、このイベント、毎回悩むのです。
この手のイベントは5回目。
アスファルトの上、限られたスペース。
ほとんど1速しかつかえない…。
荒野を縦横無尽に走り回るラリーカーには
あまりにかけ離れた条件。

檻に入れられたライオンとでも言おうか、
狭い水槽に入れられたシャチと言おうか

とにかく、普通に走ったんでは、ラリーカーの
ポテンシャルが伝わらない!
同じ4駆の車でも、

岩をゆっくり乗り越えたり、
滑りやすい路面を確実に走る、
いわゆるクロカン4駆とは、性質が違う

ラリーカーはあくまでスピード出してなんぼ!

それを見せないといけないのです。

本当ならばドリフトコースを使って、
所々に大きなジャンプをおいて、
できる事なら全面ダートにして…
時速100km/hは出るようにして…..
砂丘も作ってもらって…

無理な話です。

だから毎回悩むのです。

でも今回は、少しスペースを広げてもらったおかげで、
ちょっとスポードが出せるようになった!

これなら!

と思った1回目。
マシントラブルが発生!!!!

正直ヤバいと思った。
もうおわり????
それはまずいじゃん。
後2回、計60人は乗せなきゃ行けないのに..

でもなんとか応急処置で走り続けた。
当初の予定よりはスピードが出せなくなってしまったのが
残念だったけれども、
無事に終える事が出来た。

良かった。

毎回思うだけど、この写真、これで板の上まで届くんだろうか???
って思うんだよね。

でも届いてる(笑)

自分で言うのもなんだけど、
オレが走る姿を見るのは貴重な事なんだよ。
だってほとんど日本で走らないんだから!
ましてや同乗なんて、そうあるもんじゃない。
こういうイベントがあれば、レアな機会だから、
是非来てほしいね。

最後に、こういう機会を設けていただいた
富士スピードウェイとチームの関係者に
お礼を申し上げます。

そして、このイベント、少しづつ進化してます。
また次回に向けて、更なる進化を遂げたいですね!

ジャンプ台のつくり、もう少しバリエーション増やしたいなぁ


カテゴリー: Diary
  1. ゆきみ のコメント

    大変お疲れ様でしたm(_ _)m
    小学4年の子供が、身長制限で同乗出来ず、すごぐ残念がっていました。
    ダカールラリーは、テレビ等で拝見しており、Twitterも楽しみにしております。
    子供も、絶対同乗走行乗るんだとはりきり、日曜日朝一にブースの方へ行ったのですが、残念でした。
    今後も是非、子供が大きくなっても、ご活躍&更なる発展を期待しております。

  2. まゆこ のコメント

    先週のイベントでは、ありがとうございました!
    朝一の時間帯に同乗させて頂いた者です。

    去年は整理券に手が届かず、一年越しに叶った夢でした。

    ジャンプでは首がガクガク、急ターンでは足が浮き、未知の体験に大興奮。心の中で、「もう一周!」と叫んでいました。

    また来年、スリルアップしたコースで乗せて頂けるのを楽しみにしています。

  3. 一通 のコメント

    貴重な雄姿、見させていただきました!
    一瞬、ここはどこ?と思うような迫力でしたね。雨も降ったりして微妙なコンディションの中、攻めて走る姿は見てるだけでスリル満点でした。テントでDVDやポストカードを配布なさっていて、こんなん貰っていいのか!と思いながら、しっかり頂いてしまいました。ありがとうございました!

  4. 3goroda のコメント

    А вот это классно!

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2012.07.06

Birthday

IMG_3693

7月2日は誕生日だった。
といても42回目にもなると、特にお祝い事はない
facebookでお祝いメールをいただいた事くらいかな。
何しろ当日は飛行機で日本に戻る日だったから。

でも、この誕生日を迎えた事で、厄が抜けたことになる。
厄年は色々あった。
悪い事沢山ね(笑)

そして、誕生日前日にはパリの地下鉄でスリにあった。
クレジットカード1枚と、200ユーロくらい持っていかれた。
今回は珍しく現金多めだったので、ショックがおおきい!
200ユーロだからねぇ。あ〜あ

以前にもスリにあったことがあるけど、そのときは盗んだ犯人の顔は覚えてた。
でもすぐ見失ったけどね。
今回は駅出てからだから、本当にビックリ!

でも、そんな悪い事も、誕生日過ぎてから一変!

まず、タクシーを呼んだら、
「こんなバカンスシーズンにすぐこないよ」
とホテルの人に言われた!

ヤバいと思って、大通りにでて流しのタクシー捕まえようとしたら、すぐ捕まった!

ラッキー!

さらに、飛行機ではオーバーブッキングでファーストクラスに!

でもさぁ、誕生日だから粋な計らいでもあるのかと思ったけど、なんにもないよ!
本当に何にも無い。
これは単純にエールフランスのゴールド会員の威力!

ちなみに、ANAからは誕生日祝いのメールが届いてた(笑)
ほとんど乗ってないのにね

でもまぁいいい事には変わりない!
厄も抜けたし、今後は勢いよく行きたいね!

と思ったら、厄抜けはお正月か節分なんだってね。

でもいいのだ。
歳が変わったんだから厄抜け! 願掛けなんてそんなもんで!

そしてオレの誕生日に、日本ではHONDAがバイクでダカールラリーの参戦を発表!

嬉しいニュースだね。

HONDAのバイクでダカールラリー参戦してた身としては、このニュースは嬉しい。

その反面、ちょっと寂しい気がする。

日本人ライダーがこのチームから出て来てくれたら良かったのになと。

この計画を聞いたとき、オレにテストライダーさせてくれないかな! ってマジで思った。
でも、ライダーとしての自分の性能に自信が持てなかったの事実。
ちゃんとトレーニング続けていたら乗れたかなぁ?

もしずーーっとバイクに乗り続けていたら、オレはHRCのチームから参戦することができたんだろうか?
どうだろうなぁ?
2輪から4輪に移った時は、まだまだ自分に伸びしろがあったと思うし、
年々早くなっていったから、可能性はあったと思うけれども、
でもすでに40歳越えだからね。
年齢による衰えも加味すると…。

なんて、色々考えちゃったね(笑)

でも、ただ参戦するだけじゃね。

今連勝街道ばく進中のKTMは、勝つまで続けたし、勝っても続けてる。
それだけじゃなくて、カスタマーサポートも充実させてるし、
レプリカマシンも販売してる。
ダカールラリーに対する貢献度は大きい。

こういうメーカーのスタンスを見ると、日本メーカーは??

だからこそ、HONDAには頑張ってほしい。

勝つだけじゃなく、勝った先の事もね。

それこそがカルチャーだと思うんだ。

それにしても、オレの誕生日にこんなリリース出すなんて!
これこそHONDAの粋な計らい???


カテゴリー: Diary
  1. 一通 のコメント

    お誕生日おめでとうございます!
    良い事続きますように!
    ホンダのダカール参戦はうまく行って日本人参戦してくれると良いですね。
    ところでもしかしてFN富士のイベントにおいでになるのだったりして。

  2. てんちゃん のコメント

    お誕生日おめでとうございます。
    これから益々ラッキーな事に恵まれますから!

    応援してます!

  3. よた物 のコメント

    昨日設営してましたね。
    デモラン楽しみです。

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2012.07.04

Morocco Desert

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モロッコの砂漠は暑かった。
最高気温48度の中でのマシンテスト。
色々思う事はある。
何とも歯がゆいこともある。
でも、自分の出来る事はやった。
ベストかどうかは分からないけど、
自分のベストは尽くた。

だからそれでいいってわけじゃない。
いいかどうかは、来年の結果で分かる事ことだからね。

モロッコの南東部にある、メルズーガと呼ばれる砂丘群の周りがテストの舞台だ

この周りにはホテルもあって、完全なリゾート地である。
でもイスラムの町。
かなりの田舎町。
この町から砂丘を取ったら何も残らないんだろうなぁと。

その砂丘が年々小さくなってる気がする。
いつもなら乾季のこの時期に、雨に降られた。
雨が降れば川が出来て砂が流される。

雨は確かに恵みだけれどね。

砂嵐もすごかった。
昔ならこんな天気で表歩けないだろうね。
クルマの中なら安心だ。
GPSもあるので方向も見失わない。
昔なら本当にワイルドだったと思う

テストではけっこう飛ばしたなぁ。
うっぷんを晴らすようにガンガン走った!
このペースでダカールラリーを2週間走れば、総合でもかなり上行くだろうね。
でも本番じゃそうはいかないから、テストでガンガン走っておく。

ジャンプも飛んだね!
この飛距離見てよ! 20mは飛んでんじゃないか

日本でもこのぐらいのジャンプが飛べてる場所があれば、みんなが見ても楽しいだろうにな。
100km/hでるストレートと、ちょっとしたジャンプ台のあるダートロードがあればいいだけなのに

それが難しいのか…

そしてフェシフェシ。
歩いてみたらこんな路面。
歩いただけでこれだから、車で走ったらそうりゃもう大変!

そんな感じでのテストでした。

この黄色いのは、ホテルにあったディーゼル発電機。
何度か停電したときに稼働してた。
日本と違って、海外では停電は当たり前の事だからね。

砂漠のど真ん中にあったオアシスの井戸。

この周りにいたのはラクダ。
井戸の周りはいつもラクダの集まるところ。
家が無いのが不思議。
なんか理由があるんだろうね


カテゴリー: Diary
  1. 一通 のコメント

    狭い日本の環境を全く忘れるモロッコテストですね!
    どの写真もすごい!の一言です。ワイルドです。
    でも昔はもっとワイルドだったとは!

  2. Saharabito のコメント

    砂漠でラクダが水を飲む為の井戸は、ラクダが人を嫌うので、村などから離れたところに作られます。ラクダは意外と神経質な動物で、人の多い所につれていかれたりするとミルクが出なくなったりしてしまうらしいです。だから、三橋さんの見た家畜用井戸のそばには、人家がないのだと思います。
    ところで、あんなすごいジャンプをしても腰を痛めたりしないのですか。

  3. KAZ のコメント

    気温48度の砂丘で20mのジャンプ!
    写真だけでも迫力満点なのに実際に見たらどれだけすごいんでしょうね!
    テストでガンガン走った成果を楽しみにしています。
    メルズーガの砂丘が年々小さくなったように感じるのは
    三橋ドライバーのテクニックがアップしているせいではないでしょうか?

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