2015.01.08

Stage4 レースレポート

BH8P4166

【ダカールラリー2015 アルゼンチン・ボリビア・チリ】ステージ4チレシト→コピアポ
SS(競技区間) 315km  リエゾン(移動区間)594km total 909km 
/総合29位 市販車部門1位

今日の長い長い約600㎞にも及ぶリエゾンは、アンデス山脈を越えチリへと続くルート。アルゼンチンとチリの国境地帯はダートで、ダカールラリーの一団が砂埃を撒きあげ進んで行く。そして、到着した本日のSSは、アンデス山脈の3000メートルの高地から下って来る2010年に走ったルートと同じで、今日もJUNは、クラストップでゴールしている。


スタートからの200㎞はハイスピードコース。快調に進むも早い集団が後ろから来るので、道を譲る。しかし、結局こちらもペースが良く追いついてしまい、また道を譲ってもらうを何度も繰り返した。大きな砂丘が現れるが、スタックしないよう慎重に攻略。ただ慎重になり過ぎた為、15分後ろからスタートしたチームメイトに途中で抜かれてしまった。その事で、JUNのスイッチが入り、チームメイトを猛追。後ろから煽るだけ煽ってぶち抜いてゴールした。


砂丘では、先頭を維持するのは難しい場合もり、後ろについた方が前のクルマの動きがわかるので有利ではある。ナビのアランも呆れるほど、アドレナリンが逆流したようで、体調の悪さもすっかり忘れるほど集中した走りだったようだ。

現在、2010年に鉱山の落盤事故が発生し世界に名が知られることとなったコピアポのビバークに入っている。明日は、難しいコースが待ち受けていると話していたが、このモチベーションのまま突き進んでもらいたい。


カテゴリー: 2015 DAKAR(day 4)
  1. 一通 のコメント

    意図的であってもなくても、しばらくライバルの後ろを走ってから抜くのが効率的なのですね。あまりぴったり後ろに付いていると、前の車に突発事故があった場合巻き込まれる可能性もあるのかも知れないですけど。体調が完全に戻られますように!

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