2014.01.14

【ダカールラリー2014 アルゼンチン・ボリビア・チリ】 レポート vol.10

8001


ステージ8 総合36位 市販車部門2位 / ランキング 総合22位 市販車部門1位
Salta → Calama SS(競技区間): 462 km / LI(リエゾン、移動区間): 230 km

ノートラブルで走破
チリに入って最初のステージは、草木もない丘陵地帯をハイスピードで駆け抜けるコース。気持ち良く疾走したいところだが、広大な土地に道があり、そこを外れると全くスピードが出ない。埃まみれになりながらも、そこにある道を延々と進むしかない、そんなルートだった。

標高が高いので、クルマがパワー不足。思うように前のクルマが抜けない。前を走るロシアのピックアップをパスするのに、250㎞も要した。ナビのアランも怒り出すほどのスローペースだが、高地ゆえ仕方のない状況。それ以外は、走行中トラブルもなく無事にフィニッシュした。

毎朝ビバークでランチパック(軽食)を受け取るのだが、チリへ入国する際、持ち込みが禁止されている為。入国してからリエゾンの途中で配布された。クルマを停め受け取りに行ったのだが、その間にタイヤがパンクしていた。タイヤのトレッドとトレッドの間に穴が開いていて、音をたてて空気が抜け始めているところに遭遇。観客のイタズラなのか?原因は不明。穴の開いてる場所や状況的に、走行中とは考えられないのだが、そんなトラブルもあった。

明日からの4ステージが重要と話すJUN。今年のダカールは本当に難しいし、ミスコースなどすれば、簡単に30分以上もタイムロスを喫す。更に集中して、挑むとのことだった。


カテゴリー: 2014 DAKAR(day 8)
  1. じゅん爺 のコメント

    我慢がつづく展開みたいだけど、その中で確実に前進して行ってほしい、頑張れ!!

  2. 一通 のコメント

    広大な丘陵であっても道は狭い、そんな中ロシアのピックアップは抜き辛いのでしょうね。ランチ受け取り中のパンクは何とも言えませんが、リエゾンでだったのが不幸中の幸いだったのではないでしょうか。引き続き頑張って下さい!