2011.01.03

Stage 1 BUENOS AIRES(VICTORIA) > CORDOBA

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雨の中を快走、過去最高成績でフィニッシュ
1月2日 Stage 1  ブエノスアイレス>コルドバ 市販車クラス1位/総合25位

ブエノスアイレス郊外のヴィクトリアからいよいよStage 1がスタート。昨日はスタート地点であるブエノスアイレス中心部からヴィクトリアまでの移動(リエゾン)のみだったが、今日からは本格的なコンペティションがスタートする。まずはSS(スペシャルステージ=競技区間)のスタート地まで500km移動し、そのあと250kmのSS。そして最後に50kmのリエゾンを走ってフィニッシュとなる。

「午前中のリエゾンは眠かった! ハイウエイだからね。舗装路を延々500kmも走らないといけないのでひたすら眠かった……」
「SSのコース自体は昨年とまったく一緒だったね。よかったのはスタートが2分間隔だったこと。昨年は総合トップクラス以外は1分間隔でホコリがひどくてまいったんだけど、今年はSSの最中、前走車のホコリに悩まされることなく走れてよかった。まあ、雨だったのもよかったんだけどね」
「しかし、残念なのは自分と同じT2クラスのクルマで僕より先のスタートだったクルマがいたこと。こっちは昨年のチャンピオンゼッケンなのにねえ。そのクルマを抜くのにちょっと苦労したけど、しかし概ねうまくいったと思う。成績も総合25位とSS1では過去最高。これまでは序盤のSSで20位台に入ったことはなかっただけにうれしいね」
「途中で雨が降ってきたことで、コースはもうツルツルのヌルヌル。走るのには相当苦労したけど、他のクルマはもっと苦労したんだと思う。途中でコースアウトしたり、コースアウトして木にぶつかっているクルマも見たよ」
「SSを出てから、道沿いのごく普通の民家の人に洗車してもらったのも面白かった。南米での開催も3回目ってこともあって、きっと楽しみ方がわかってきたんだろうね。地元の人たちが、いくつも洗車機を出しておいでおいでってしてくれるんだ(笑)」
「木更津の試乗会のプレランが雨だったことも今日のSSで役立ったね。雨が降り始めてすぐにファンを回したから(エアコンがなくても)窓が曇ることはなかった。ほかのクルマは窓が曇ってしまって、片手で常に前をぬぐいながら走らないといけなかったクルマもあったみたいだからね」
「今日はホテルに止まってます。とても快適! なによりトイレがきれいでいいね(笑)。キャンプ地のトイレはかなり壮絶だから……」

明日1月3日(日本時間1月3日午後8時〜)からはDAY-3のスタートとなる。

505Z5153 初日を快調に終えて笑顔の三橋ドライバー

スコールの上がったコルドバのビバークで2台揃って整備を受けるTLCのランドクルーザー200(photo :M.Taga)

昨日の牛肉は水分が飛ぶほどのウエルダン


カテゴリー: 2011 DAKAR, Movies

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