2010.01.09

SS-7 三橋SSクラス1位で前半戦終了 休息日へ


Stage 7 – Friday 8 January 2010 | Iquique > Antofagasta
* Connection 37 km * Special 600 km* Connection 4 k
市販車クラス2位 ディーゼルクラス2位 総合21位

順調にステージを終えた三橋

順調にステージを終えた三橋 photo by Mario Taga

600kmものロングSSとなった前半戦最終日を待っていたのは50km近くに及ぶ砂丘に始まる難しいステージだった。2号車をサポートしつつ慎重に走った三橋はこの日を無事に走りきって市販車クラス1位に浮上。総合21位で前半戦を終了した。三橋の所属するTLCはクラス1、2位のポジションで休息日をはさみ、後半戦へと突入する。なお、本日午後10時に三橋とのライブチャットを予定しています。詳細については本ウエブサイトにて午後9時ごろ公開予定。ぜひまた来てください。

「今日は50kmくらいの砂丘のステージから始まったんだけど、いやー大変だったね」

イキケのビバークでの朝

イキケのビバークでの朝

「久々にミスコースしやすいロケーションで、前半の砂丘も大変だったけど、後半のフェシフェシの道も大変だった。途中、昨日走ったルートをまた使っているところがあったんだけど、そこでミスコースしてしまったら、もの凄く難しいフェシフェシの山を登らなくてはならなくなったり。結果うまくパス出来て良かったけど、アフリカに比べてラク……という南米のダカールの印象が大きく変わった日だったね」

「でも、ジャーナリストに言われてハっとなったのは、考えてみればアフリカはもっと大変だってこと。僕らは1回の中止(2008年)をはさんで南米のダカールに来ているわけで、あのアフリカでの大変さを忘れてしまっているのかもしれないね。この南米のルートに馴れちゃうと、アフリカにまた戻ったときにとても大変かもしれない」

「後半は140km/hくらい出せる高速ワインディングで、これは気持ちがよかったね。谷間を抜ける道なんだけど、途中で僕らの上を軍用ヘリが抜いていった。僕らと同じように、谷間を左右に機体をふりながら谷間の向こうに消えていって、最高にかっこよかったなあ。後半は、岩と硬い路面で難しい場所も多く、そこで2号車がはまってしまったりして、それを助けたりしながら走りました」

「最後のキャンプ地に降りるところが、サーキットになっているんだけど、ここをまっすぐコースロープ通りに下りていったらなぜか、レースで必ず通過しなければいけないGPSのウエイポイントから外れてしまう(笑)。そこでコースから一度外れてコースロープの外を斜めに走ってやっとウエイポイント通過。これには笑ったね。しかし、無事に終われてよかった。パンクもないし、ノートラブルです」

こんなところで毎日過ごしています

こんなところで毎日過ごしています

「今日のキャンプ地は大都会! フィニッシュの直前ではハイウエイと並んで走るダートの道で、これなら高速走らせてくれればいいのに……って思うくらいちょっと異様な光景。今日の宿泊はホテルで、無線LANもあるのでチャットが楽しみです。みなさん、お待ちしてますよ!」

明日1月10日は休息日となる。レースは日本時間1月10日夜8時ごろ、再開される予定だ。後半戦も応援、宜しくお願いします。

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カテゴリー: 2010 DAKAR
  1. gata のコメント

    今日もお疲れ様でした!!

    o(^-^)o☆

  2. Takaharu7 のコメント

    前半お疲れ様でした。クラス1位、さすがですね!束の間静養され、後半もがんばってください。応援してます!

  3. AKIMOTO のコメント

    三橋さん、調子良さそうですね。後半戦も是非頑張ってください。応援してま~す!!

  4. 佐藤葉子 のコメント

    後半もこのまま好調で走り続けて下さい!ダカールに日本人の参加が少なくなってしまって、日本語で実感を伝えてくれる人が余りいなくなってしまいました。でも、やっぱり魅力を伝えて欲しいですよね。本当は参戦したくてもできなかった選手やチームもあるでしょうから、その人たちの分も、というと余計なプレッシャーかも知れないですけど!

  5. てん。 のコメント

    お疲れ様です!
    頑張ってください。
    o(^-^)o

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