2015.01.10

Stage6 レースレポート

BH8P4697

【ダカールラリー2015 アルゼンチン・ボリビア・チリ】ステージ6 アントファガスタ → イキケ
SS(競技区間) 392km  リエゾン(移動区間)255km total 647km/総合27位 市販車部門1位

たくさんのトラックに囲まれながらスタートしたステージ6。ドラックに挟まれながらも、思いの外スムーズに走行。今回のコースは、69㎞地点からの舗装路のリエゾンを境にパートが2つに分かれている。そのパート2のコースに入る前に、タイヤの空気圧を下げた。前日は、ミスジャッジになってしまったが、今回はこれが大当たり。深いフェシフェシの走行も無難にこなして行った。途中、チームメイトがフェシフェシに捕まっていて助けようと思ったが、あまりにフェシフェシが深くクルマを止められるような状況ではなかった為、とりあえず先を急いだ。

砂丘の入り口に差し掛かり、砂丘を登る為、再びタイヤの空気圧を下げた。3台のクルマが眼前でスタックしていてラインを塞いでいたが、どうにかそこすり抜けて行ったら、リム落ちしてしまった。タイヤ交換の作業をしている間に、チームメイトに先行を許す。

次に難易度の高い砂丘が迫って来た。周り込んで尾根を利用して加速し登るのだが、その尾根に大きな穴があいていて、そこに頭から突っ込んでしまった。フロントの左のタイヤが内側に入り込んでしまい、タイヤとパワステを破損。事前に、デフロックが壊れたら砂丘で苦労するだろうと話していたら、まさにそうなってしまった。観客のクルマに、引っ張り出してもらい走行再開。パワステ無しでの走行は、凸凹の路面のショックも拾いハンドルを持っていかれたりと至難の業。ましてやオフロード走行…。腕がパンパンになる中、残り30㎞を走り無事に帰還した。

明日は、今年4輪にも新設されたマラソンステージ。チームがサポート出来ないコースである。あのウユニ塩湖周辺を走るコースも、4輪のコースには初登場。マシントラブルに見舞われないよう祈るばかりだ。


カテゴリー: 2015 DAKAR(day 6)
  1. 匿名 のコメント

    マラソンステージでしかも初コースとは、チャレンジングな明日になりますね。うまく走りぬけられますように。

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