年別アーカイブ: 2014

2014.01.17

【ダカールラリー2014 アルゼンチン・ボリビア・チリ】 レポート vol.13

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ステージ11 総合24位 市販車部門2位 / ランキング 総合19位 市販車部門1位
Antofagasta → El Salvador SS(競技区間): 605 km / LI(リエゾン、移動区間): 144 km

最大の難関を背水の陣でクリア
ステージ11は、終盤戦の最難関と言われているが、8時間の戦いの末、無事にゴール。クラストップを固守した。

今日のステージ、スタートから頭痛に見舞われたJUN。原因が不明だが、集中することでしだいに気にならなくなった。そんな中、クルマの電源がいきなり落ちてしまった。これまでの電気系トラブルは、エンジンを切ってから起こっていたが、今日は突然起きた。スペアパーツを1つだけ持っていたので、交換しリスタート。今後の事を考え、近くにいたチームメイトをフォローしながらのランデブー走行となった。その件をチームメイトに伝えてなかった為、途中チームメイトとバトルとなってしまったが…。

固い路面のコースに差し掛かると、ミスコースをするクルマが続出。右往左往する光景に出くわす。その後、チームメイトが先行して行ったのが、残り50km地点。この頃、頭痛もひどくなりだいぶ疲労感があった。そんな矢先、集中力が途切れたのかタイヤがパンク。石だらけの路面をよけながら走っていたつもりだったが、右側の前後2本ともパンクしてしまった。3本積んであるスペアタイヤは、残り1本。不安を抱えつつも、フェシフェシと石ころの悪路にクルマを上下に揺さぶられながらも、残り30kmを背水の陣で乗り切った。

残りのステージは、いよいよ2つとなった。明日のSSは、距離は350㎞と今日よりは短くなるが、コピアポの先がとても難しいそうだ。これまで何度もクリアしているとの事が、安全に大事に行ってもらおう。


カテゴリー: 2014 DAKAR(day 11)
  1. 一通 のコメント

    過酷ですね。ダカールを戦う以上、楽とは思って参戦してらっしゃらないでしょうし、楽は求めていらっしゃらないと思いますが、あらゆる種類の過酷さに耐えていらっしゃるのだと言うことが伝わって来ます。過酷は過酷なりに上首尾でクリアできますように!

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2014.01.17

速報:ステージ11 リザルト


おはようございます! 無事にクリアしましたね! ほっとしました。まだ現地からの連絡はありませんが、とにかく良かった!

今日のステージは、24位でゴールしています。

ここまでの総合ランキング 19位

クラストップです!

こちらのページにあります。 RANKING 、 CAR 、 OverallとStage 、 Overall は、T2クラスを見てくださいね。
http://www.dakar.com/index_DAKus.html


カテゴリー: 2014 DAKAR(day 11)

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2014.01.16

ステージ11 ルート


1月16日 Antofagasta El Salvador SS:605 km LI:144 km

くーー 緊張! 今日のスタートは、10時21分。さあ、ここを無事に攻略してもらわねば!なかなかの高低差…。とにかく、安全に…、行ってらっしゃい!

▽LIVE
http://gaps.dakar.com/2014/dakar/stage-11/aso/ukie.php


カテゴリー: 2014 DAKAR(day 11)

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2014.01.16

今日のビバーク



大きな地図で見る

チリ アントファガスタ付近です。

そして、なかなか良い笑顔の写真が届きました。が、コチラも、日々ドキドキ。あと3ステージかと思うと、記事をUPするのも怖いです…。良い流れを邪魔しないようにと思うのですが、どうしましょう。 さらに落ち着かない3日間となりそうです…。  

昨日のビバークの写真も届きました。 雰囲気味わいましょう。 

今日のレポは、早々に書いたのですが、順調で特に話すこともない感じでしたねえ。 気持ちは、今朝のステージよりも前へ前へでした。 このままの流れで、淡々と行きましょう。 まったく落ち着かないサポートスタッフでした…。


カテゴリー: 2014 DAKAR(day 10)
  1. 一通 のコメント

    開けた海辺の風景ですね。ビバークするダカールの一団が港に彩りを添えていますね。

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2014.01.16

【ダカールラリー2014 アルゼンチン・ボリビア・チリ】 レポート vol.12

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ステージ10 総合23位 市販車部門1位 / ランキング 総合21位 市販車部門1位
Iquique → Antofagasta SS(競技区間): 631 km / LI(リエゾン、移動区間): 58 km

明日が最大の山場!
今日よりも明日…、そう思えるくらい快調に終えたステージ。トラブルもあったが、比較的順調と、気持ちもとても乗っている様子のJUN。クラストップでステージ10を終えた。

今日のステージは、631㎞と長いがアスファルトのコースを含めての数字、距離は全く楽だったそうだ。しいて言えば、砂丘が難しかったとのこと。登ることが難しい所は、何度かやり直したり、ルートを変えてみたり、一度リム落ちもした。スタートで先行しているチームメイトとは、ほぼ同時に砂丘に突入したので、彼らの様子も参考にしながら攻略した。

砂丘を出てからは、走行中にホイルバランスが乱れ、クルマに大きな振動が出始めた。フェシフェシ(粒子の細かい粉上の砂)が、ホイルの内側にへばりついたのが原因。残り30km地点で、一度クルマを停めた。すべて除去はできなかった様だが、そのまま走行を続けチェッカーを受けた。

今日は、決して容易なコースではないはずだが、無難にむしろ速い時間でチェッカーを受け、総合順位を1つあげている。思いは、明日だ。明日、最大の山場を迎えるダカールラリー2014、残り3ステージも“淡々”と、そして安全に戻ってくることを願う。


カテゴリー: 2014 DAKAR(day 10)
  1. じゅん爺 のコメント

    順調なときほど、気を引き締めて行きましょう!

  2. ガッツ斉藤 のコメント

    実質残り1日、この調子で最後まで駆け抜けてほしい!!
    毎日ドキドキしてライブリザルトを眺めております。
    ファイトファイト!!

  3. 一通 のコメント

    フェシフェシはへばりついて来る事もあるんですね。砂はサラサラしている物と思っていましたが。以前、小麦粉のようなという例えを伺いましたけど、へばりつくと聞くと、小麦粉という例えに納得です。
    明日が大変なのですね。
    油断なくたゆみなく頑張って下さい!

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