2014.01.18

【ダカールラリー2014 アルゼンチン・ボリビア・チリ】 レポート vol.14

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ステージ12 総合31位 市販車部門1位 / ランキング 総合20位 市販車部門1位
El Salvador →La Serena SS(競技区間): 350 km / LI(リエゾン、移動区間): 349 km

運も味方につけ、クラストップでゴール!
今日のステージ、距離が短いのでこれまでのステージよりも楽だろうと臨んだものの、なかなか手ごたえのあるステージだったようだ。

まず、SSのスタート時間が遅れた。どうもスタート地点の地形が、霧が出るようで、それを考慮したと想定される。ステージ前半の路面は、石が転がる枯川を延々と進むコース。パンクさせないよう、細心の注意を払った。

後半は、砂丘群。その中でも攻略が難しい砂丘は、距離にして20~30kmほど。何度も経験しているこの手の砂丘は、今日は難なくクリアすることができた。

途中、HINOのカミオンの菅原照仁選手と幾度か遭遇。そのたびに、道を開けてくれ視界の良い中、走ることができた。先行するチームメイトには、早々に追いつき、2台ともトラブルもなくほぼ同時にゴールした。

ゴールをしてから、ドライブシャフトのブートが破損に気付いた。もし、このトラブルに競技中に見舞われると、“2駆”になってしまう為、砂丘を上ることができず完全にアウト。SS区間ではなかったことが、幸いした。これも運を味方につけているのかもしれない。

難しい箇所を過ぎると、とても容易な今日のコースに、途中集中力が途切れそうになったりもしたが、“集中集中”と自分を励まし走行したそうだ。今大会の“山”を越えたことで、JUNもアランもだいぶ緊張感がほぐれ、ほっとしているとのことだった。

明日は、いよいよ最後のステージ。「クルマさえ壊れなければ大丈夫。明日も丁寧に…そして、喜びをかみしめながらゴールしたい」と語っていた。


カテゴリー: 2014 DAKAR(day 12)
  1. ラリージャパン好き のコメント

    毎日こちらのサイトを拝見しつつ見守っています。

    とにかくご無事で完走なさいますように!

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