2014.01.15

【ダカールラリー2014 アルゼンチン・ボリビア・チリ】 レポート vol.11

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ステージ9 総合30位 市販車部門2位 / ランキング 総合22位 市販車部門1位
Calama → Iquique SS(競技区間): 422 km / LI(リエゾン、移動区間): 29 km

アクシデントに見舞われるも、市販車部門トップを死守
開口一番、「最悪の一日だった」と言ったステージも、終わってみればマシントラブルに見舞われてしまったチームメイトから、さほど離れることなくフィニッシュ。山場の4ステージのうちの1つを、先ず終えた。

今日のコースは、アンデス山脈を一気に下り、海沿いのリゾート地イキケまで行くコース。スタートから150㎞までは、カミオンがいて埃まみれの中を走行。タイヤの空気圧を低めにしてスタートした事から、パンクの危険もあるため、コースを外さずフェシフェシの中を慎重に走行した。コースを外れると危険なので、やむを得ずゆっくり走ったが、昨日同様ゆっくりペースに苛立つナビのアランと喧嘩しながらの走行となった。

カミオンを抜いてからは、砂丘の入り口まで、快調に走ることができた。そのあと、4,5メートルの深さの砂の窪地に落ちてしまった。そこにカミオンがやってきて窪地のへりに停まったのだが、静止を促すもそのまま上から下りてきて、結局ぶつかってしまい、どちらも身動きが取れない状況となった。ゴールまで、10㎞の地点でのアクシデントだった。脱出に多くの時間を要したようだが、そこから出てすぐゴールとなった。

「パーフェクトで走って来ていた所に、最後で大チョンボをしてしまった。結果を見ると大きなギャップもなく終わっている。運が良かったのかもしれないが、パンクやマシントラブルもなく無事にステージを終えているので、このままの調子で行く」と語っていた。


カテゴリー: 2014 DAKAR(day 9)
  1. 一通 のコメント

    これも不幸中の幸いというところでしょうか。
    自分が間違いなくても他の車が、という事もあるし、速いだけでなく出来るだけトラブルに巻き込まれないようにもしなければならない。改めて全人間的な全てを発揮する冒険ですね!そ

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