カテゴリー別アーカイブ: Movies

2011.01.07

Stage 5 CALAMA > IQUIQUE

20110105 505Z5578 快調な走りを披露した三橋ドライバー

さらに順位をアップ! 総合17位でフィニッシュ!

1月6日 Stage 5  カラマ > イキケ 市販車クラス1位/総合17位

長いリエゾンだった昨日とは対照的に、今日は全行程450kmほどのほぼすべてが競技区間という設定。カラマからイキケまで、山岳区間と砂漠を抜けて走るハードなルートを三橋は確実に走り切り、上位クラスであるT1に並ぶ速度で走りきった。T2(市販車クラス)では、まさに無敵状態のブッチ切りトップだ。

「いやあ、今日は大変だった。丸一日フェッシュフェッシュ(細かなパウダー状の土の路面)で、それがしかも丸一日続き、さらにデコボコもあるすごく疲れるコースだった。しかも、途中ではミスコースした前走車がグルグル迷っていたこともあってひどいホコリ。神経を使わせられるコースだった。そのなかで、今日はCP1では15位といい結果で走れた。しかし、暑いし本当に疲れたね」

「でもノーミスというわけでもなくて、エアを落として入った砂丘でアクセルを踏みすぎてしまったのかタイヤがリムから外れてしまって、ホイール交換に5、6分要してしまった。この順位になってくると分単位とバトルになってくるのでこれはきつかったね。しかし、本当に一気に難しいステージになった、という印象だ」

「最後の最後は、昨年と同じ、2、3kmもずーっとまっすぐ砂丘をビバークに向かって下りてくるダイナミックな、まるでジェットコースターみたいなコース。今も続々とクルマが戻ってきている。僕はもうフィニッシュして2時間くらいたつんだけど、やっと今T2クラス2位のクルマがやってきたから、アドバンテージはかなりできたね」

「しかし、昨日リタイアしたロビー・ゴードンが、その砂丘で遊んでいるのには笑えるね。レースのルート上で遊んでいるんだから(笑)。ともかく、今の順位だとルート上で一緒に走るのはバギーばかりで、サンドの多いコースではシビアなバトルになる。明日走れば明後日はあっと言う間に来たって印象の休息日、そしてそれ以降は砂丘だらけの設定になるというから、難しいだろうと思うけど、やっぱり楽しみだね」

今日のビバーク地から

「そういえば、昨日もZIP-FMのラジオで喋ったんだけど、その時にカラマの街はどんな街ですか? と聞かれたんだけど、さっぱりわからないんだよね(笑)。凄い風景の中を走ってますね、と言われることも多いんだけど、じっくり見られるわけではないので風景は楽しめないんだよね(笑)。もちろん、凄いところを走っているって認識はあるんだけど。昨日走った、クルマ1台分くらいしかない幅のところを走る渓谷はすごかった。たしかに」


カテゴリー: 2011 DAKAR, Movies

コメントを残す

2011.01.06

過去の貴重ライブ映像を一部ご紹介


三橋自身がカメラを持ち現地より貴重なライブ映像をお送りしているJUN TVから、過去の映像を一部ご紹介します。

残念ながら見逃した方必見です。

<車検ライブ中継>

<スタート目前トークライブ in大晦日>

<1月1日のスタートの模様を生中継!!>

次回のライブ配信は、、、

第2弾:レストデイ inアリカ

ラリー折り返し地点となる休息日。リラックスしているホテルより中継。前半戦を振り返りつつ、残りの1週間への意気込みを、チャットを交えながら現在の心境を探ろう!

* 1月8日(土)22:00(日本時間)よりスタート!

の予定です。
また上記以外にも三橋が時間を見つけて不定期にライブ配信していますので、JUN TVをたまに覗いて見て下さい。
これからも応援よろしくお願いします。


カテゴリー: 2011 DAKAR, LIVE SCHEDULE, Movies
  1. 一通 のコメント

    素晴らしいの景色、青い空とベージュの崖のコントラストが見事ですね。って走る人はじっくり見てはいないんでしょうけど。暑さと疲労もかなりでしょうが、その甲斐あっての快走、そして爽快な画面のライブ配信ありがとうございます。ここに来るまでがとにかく大変、来てからも大変。でもつくづく美しい冒険ですね。因みにトーチュウも読んでます。

コメントを残す

2011.01.06

フフイ~カラマ SS4


応援ありがとうございます。
頂いた多数のコメントを読み俄然やる気になったのか、急遽三橋が動画を送ってきました。


カテゴリー: 2011 DAKAR, Movies

コメントを残す

2011.01.06

Stage 4 SAN SALVADOR DE JUJUY > CALAMA

20110105 505Z5578 快調な走りを披露した三橋ドライバー

快調な走りでトップ独走。いよいよステージはチリへ!

1月5日 Stage 4  サンサルバドルデフフイ >カラマ 市販車クラス1位/総合24位

今日はまず554kmの長いリエゾン。アンデス山脈を越えてアルゼンチンからチリに入り、カラマ近くで207kmの競技区間が待ち構えるロング・ディスタンス・デイ。三橋はこの日、前半では過去最高と言ってもいい総合24位でフィニッシュ、市販車クラスで後に続く選手たちを1時間以上総合で引き離すアドバンテージを得た。快調、快調!

「今日は大きなミスをしてしまった。大失敗。今日はアンデス越えで国境をまたぐので、荷物を積んだトラックがキャンプ地来るのが夜中!!! 着替え荷物一切トラックに積んだままでどうしようかと思ったが、スタッフにTシャツやパンツ、靴下などを分けてもらい(各自チームから新品を支給されているので)それでしのいでる」

「アンデス越えは今まで通ったことのないルートで、とても長いこと標高の高いところを通った。かなり空気が薄かったよ。高山病になるかと思った。4800mだからね。しかし、競技自体はいたって順調。昨日のトラブルは無事に解決したようで、快調そのもの。オープンデザートといういわゆる土漠の広いところをかっ飛ばすルートでとてもパリダカらしかった。ホコリがすごかったけど、風があったおかげで抜くのにさほど苦労しなかった。最高で170km出てたかな」

「今年はサンチネル(追い抜きする時に相手に知らせる発信機)を鳴らすと、みんなすぐどいてくれる。すごいね。俺も鳴らされたらすぐどくようにはしてるけど、びっくりだ。キャンプ道具一式トラックの中なので、今日はホテルです。明日から本格的にダカールラリーが始まると言っていいステージがまっているので、楽しみです」

三橋によれば、いよいよ明日からが本番と言っていい内容になる。このま快調をキープできるよう、ぜひこれからも応援の声を彼に届けて欲しい。


カテゴリー: 2011 DAKAR, Movies タグ: , ,
  1. 一通 のコメント

    高地越えで高山病寸前になりながら走った後キャンプ地に着いたら、荷物が届くのが夜中になってしまい、大変でしたね。レポート読むたび様々な出来事を乗り越えられるタフさを感じます。明日(もう今日)も頑張って下さい。

コメントを残す

2011.01.05

Stage 3 SAN MIGUEL DE TUCUMAN > SAN SALVADOR DE JUJUY

20110104 336-1YG_5118

高度のためかやや不調の走行を強いられるが、ミスなくクラストップを保持

1月4日 Stage 3  サンミゲルツゥクマン>サンサルバドルデジュジュイ 市販車クラス1位/総合31位

 ダカールラリー4日目、競技区間は3つめとなった1月4日は、標高3000m前後のマウンテンルートを走破する難しいコースとなった。競技区間が2箇所に分けられている設定で、前半はコースは砂と岩の峡谷を縫って進み、後半は深い森の中を抜けるルートとなった。

「今回のダカールラリーのタイム設定はちょっとおかしいんじゃないかな、ってみんな言ってる。厳しすぎるんだ。試走時より条件が悪いのかもしれないけど、必死に飛ばして暴走するくらいじゃないと指定されたタイムに間に合わない。おかげでかなり厳しい1日になった。」

「今日スタートしてすぐの前半は、(細かな粉のような土が降り積もった)フェッシュフェッシュの道で、しかもワダチが深く掘れていて非常にテクニカルなルートだった。これはスタックする危険が高いと、早めにタイヤのエアを抜いたのが功を奏して、ほかのクルマがいっぱいうまっている横をうまくすり抜けて走ることができた。埋まっていた台数はかなりのものだったから、これに関してはいい判断だったと思う。タイムもかなり稼げた」

「ところが、その区間を走り抜けたあたりからなぜかパワーダウンしてしまい、スピードがでなくなってしまった。最初は標高が上がっているのでそのせいかと思っていたんだけど、さっき抜いたクルマに抜かれ出してこれはヘンだと。止まって修理を試みたんだけど、解決はできずにそのままフィニッシュとなった。結果、指定タイムから10分遅れてしまった。これは痛かったね。パワーダウンの影響も考えると、トータルで30分は失っていると思う。まあ、それでもクラス首位は保てたけど、悔しい結果だった」

「まあ、残りまだ10日間以上あるし、問題はない。明日からはいよいよ国境を越えてチリに入るけど、体調も悪くないしいい走りが出来ると思う」


カテゴリー: 2011 DAKAR, Movies タグ: , ,
  1. 一通 のコメント

    不調が早く解決すると良いですね。引き続き快走されますように!

コメントを残す