一時大きく後退するも再びクラストップに。クラストップ維持
1月11日 Stage 9 コピアポ > コピアポ 市販車クラス1位/総合21位
短い距離に、長い設定時間と過酷なステージになることが予測されたコピアポ〜コピアポのループコース。昨年、鉱山での落盤事故からの救出劇で著名となったコピアポのキャンプには、その鉱山事故で救出された2人も来場、また、救出に使用された「フェニックス」も展示されておおいに盛り上がった。
「全体を見れば、予想したよりも難しいコースではなかったんだけど、スタート直後の砂丘でハマってしまった。と言っても埋まった訳ではなく、市販車のT2マシンのパワーと重さでは登れない…何度もやり直してようやくといったところ。そしたらその大砂丘へ入る手前でルートが代わってて、下位スタートの選手がしれっと先回りしてたのには参った」
「僕がスタートする時間帯だと、周囲はものすごいパワーをもつマシンばかりで、それだときつい砂丘もラクに越えて行けるんだけど、僕のクルマだと無理。なのでハマってしまったわけだけど、僕より後方のT2クラスの車両が走りだす頃には、このきつい砂丘を避けてはしる迂回コースが出来上がっていて、それでたくさんに抜かれてしまったんだ。まあ仕方ないと言えば仕方ないね。でも、そのあとは順調で、クラストップは獲得できた」
「ビバークには、例の鉱山の穴から救出された人もいて盛り上がったよ。そうそう、昨日Twitterで”くさい”って書いたのは、ナビのアランの体臭(笑)。臭いからそろそろインナーを換えてくれ、って頼んだんだけど、まだ残りがあるから明日換えるって言われちゃって今日も臭いまま(笑)。でも仲はいいし、うまくやってるよ」
今年の三橋は、例年になく順調かつステディだ。とくに一時50位台まで落ちて、再度クラストップに復帰するごぼう抜きぶりは凄い。パワフルなT1マシンならともかく、的確なライン取りとマシン運びによるものだ。いよいよ、クラストップでのフィニッシュが見えてきた。