今日のビバーク、チリのアントファガスタ カラマの付近
ダカールラリー公式ツイッターが、ビバークの画像をUPしてました。美しい♫
https://twitter.com/dakar/status/422870247490985984/photo/1
今日のビバーク、チリのアントファガスタ カラマの付近
ダカールラリー公式ツイッターが、ビバークの画像をUPしてました。美しい♫
https://twitter.com/dakar/status/422870247490985984/photo/1
ステージ8 総合36位 市販車部門2位 / ランキング 総合22位 市販車部門1位
Salta → Calama SS(競技区間): 462 km / LI(リエゾン、移動区間): 230 km
ノートラブルで走破
チリに入って最初のステージは、草木もない丘陵地帯をハイスピードで駆け抜けるコース。気持ち良く疾走したいところだが、広大な土地に道があり、そこを外れると全くスピードが出ない。埃まみれになりながらも、そこにある道を延々と進むしかない、そんなルートだった。
標高が高いので、クルマがパワー不足。思うように前のクルマが抜けない。前を走るロシアのピックアップをパスするのに、250㎞も要した。ナビのアランも怒り出すほどのスローペースだが、高地ゆえ仕方のない状況。それ以外は、走行中トラブルもなく無事にフィニッシュした。
毎朝ビバークでランチパック(軽食)を受け取るのだが、チリへ入国する際、持ち込みが禁止されている為。入国してからリエゾンの途中で配布された。クルマを停め受け取りに行ったのだが、その間にタイヤがパンクしていた。タイヤのトレッドとトレッドの間に穴が開いていて、音をたてて空気が抜け始めているところに遭遇。観客のイタズラなのか?原因は不明。穴の開いてる場所や状況的に、走行中とは考えられないのだが、そんなトラブルもあった。
明日からの4ステージが重要と話すJUN。今年のダカールは本当に難しいし、ミスコースなどすれば、簡単に30分以上もタイムロスを喫す。更に集中して、挑むとのことだった。
ステージ8 総合36位 クラス2位
http://gaps.dakar.com/2014/dakar/stage-08/aso/ukie.php
ランキング 総合22位 クラス1位
http://www.dakar.com/dakar/2014/us/stage-8/rankings/overall-cars.html#ancre
(※総合順位が変更になる場合がございます。ご了承ください)
本人、ボリビア行きたいと言っておりましたが、チリです。ボリビアのあのウユニ塩湖などというものが、すぐ近くにあるのに、4輪はそこを通りません。2輪だけです…。 何とも残念。 少しでも見たかったと私が言ってもしょうがないのですがね。
さて、現地時間、もう今日ですね。チリに入国します。 地図を確認してくださいね。オレンジのラインの左側の方、Calamaまで行きます。
既にパスポートは入国済です。出張イミグレが、ビバークに来るそうでして、JUNのパスポートには、もうチリ入国のスタンプ↑↑↑があります。
それがですねえ、よくご覧になってください。ダカールラリーバージョンなんですよ! 特別なんだ!と、なぜか自慢されました(笑)。自分でも笑ってましたが… ですので、すっかり元気。高山病の回復を確認した気がしました(笑)。
国境では、パスポートの代わりに、このしおりのようなものを渡して入国完了。 特別措置ですね。それだけ、認められたレースなのですねダカールラリーって。レースに寛大な国ばかりだと言ってましたが…。渡すのがもったいないような“紙”ですね…。
そりゃあ特別でしょう!貴重だと思いますよ、パスポートの入国スタンプってことはこれを見せれば世界中どこに行ってもラリーイストって説明なしで分かって貰えるじゃないですか。大切になさって下さい、治安が悪いみたいですがお気をつけて、盗られたりなさいませんように。
ステージ7 総合37位 市販車部門2位 / ランキング 総合22位 市販車部門1位
Salta → Salta SS(競技区間): 302 km / LI(リエゾン、移動区間): 510 km
初の高山病
ステージ7のコースプロフィールをご覧になっていただくとわかるのだが、本日のコースは、標高4000mの高原を走行するSS。サルタからスタートし同じ地点に戻って来るというループコースとなっている。
SSのスタートは、雲が多くドクターヘリが飛ぶことができない為、約1時間ほど遅れた。雨の中、ようやくスタートを切ったところ、50km地点で珍しくトイレに行きたくなったというJUN。我慢できなくなり、仕方なくクルマを停め用を足したのだが、これが高山病の初期症状だったらしい。
高地を走行する為気温も低く、水分も必要としないが、繁茂に尿意を催し、また急激に睡魔に襲われた。頭がぼーっとし、道路の凹凸が見えなくなり視野が狭くなってきた為、高山病と確信した。
SSの後半は、雨もしだいに晴れてきたが、高山病特有の頭痛も始まってしまい、ペースを上げる事よりも集中して走ることに専念した。ナビゲーターのアランも同様の症状に見舞われていた。
クルマは、高地を走行するのでパワー不足ではあるが、今日のステージはトラブルもなく走行を終えた。カラダは、ビバークへ到着するとその症状は消え、大丈夫とのことだ。
長いリエゾンでは、通りかかる家の中からスゴイ勢いで手を振ってくれたり、沿道の人々のウェルカムなムードに、JUNはジーンと来るそう。そんな声援も味方につけ、後半戦も“淡々と”行ってもらおう。明日は、国境を越えいよいよチリに入る。
お疲れ様でした。高山病が酷くならなくて良かったです。SSに限らずリエゾンでも厳しい区間もありますのでお気をつけて。
大変でしたね。ちっとやそっとでは高山病にならない、というか初めて、三橋選手とアランナビが罹るくらいだから今回はかなり強力な高山病だったのでは。気象条件も今までにない雨ということもあったのでしょうか。でもビバークでは回復されたとのことでひとまず良かったですね。
我慢がつづく展開みたいだけど、その中で確実に前進して行ってほしい、頑張れ!!
広大な丘陵であっても道は狭い、そんな中ロシアのピックアップは抜き辛いのでしょうね。ランチ受け取り中のパンクは何とも言えませんが、リエゾンでだったのが不幸中の幸いだったのではないでしょうか。引き続き頑張って下さい!