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2012.11.21

ShakeDown in off-road course

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1000kmもの慣し運転を終えて、ようやくオフロードコースでの初乗りの日がやってきた。
天候は時折日が射すものの、前日までの雨で路面はツルツル。見た目以上に滑る厄介なコンディションだ。それでも年に1度しか走らないこのオフロードコースに来ると、いよいよダカールラリーが始まるんだなぁと実感する。

ピカピカの新車。いよいよこいつの力を試す日がやってきた
なんだか自然と顔がほころんでしまう。
どんな路面でも、走らせるとなったら、楽しいんだよ!

それにしても、泥だらけ。
滑りまくり!
ツルツルですぐにでもコースアウトしそうな状態。
ラリーカーなので、こういった路面でのグリップはほとんどないんだ。
細かい問題点はいくつかあるけれど、おおむね順調な仕上がり。
こいつで次回のダカールラリーを戦うんだ。
南米までの船積みまでもう間がないけれど、
改善点をしっかりクリアすれば、あとは走るだけ。
そして勝つだけだね!


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2012.11.19

フランス旅行

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ラリーカーが走れるようになったので、早速慣し運転。新品のエンジンやギヤは、まだ当たりが出ていないので、ゆっくり走ってなじませてあげる必要がある。
本来ならレースカーというのは安全な場所で、しかもオイルを何度も交換しながら慣し走行をするものだけれど、このチームはなぜか1000kmイッキ走りと決めている。理由は知らない。

どうせ走るならと、ここ最近勝手にフランス旅行と決め込んでいて、2年前はアルザス地方、去年はブルターニュに足を運んだ。今年はどうしようかなぁと思い、facebookでオススメを募ったところ、興味深いプランが出てきたので、それに乗っかることにした。

題して、フォアグラ三昧ドライブ紀行!in ミディピレネー!

フォアグラの季節にはちと早いが、距離的にちょうど良かったし、行ったことのない場所だったから、採用!採用したところでプレゼントはないんだけどね(笑)

まずは通りがてら、クレルモンフェラン周辺。クレルモンフェランは行ったことはある。というのも、2004年のダカールラリーのスタート地点であり、オレの記念すべき初4輪ダカールの始まりの場所でもあるからだ。
といってもダカールラリーで来ると、街は何にも見てない。ホテルも郊外だったしね。というわけで、超観光気分で、まずはボルビックのパッケージでも有名なPuy de Dôme。でも季節が悪いので、あまりきれいに見えないのが残念。ここから山頂に向かう電車があるのだけれど、時間が合わずに乗れなかった。残念!

そしてそのままクレルモンフェランに向かう。と見せかけて、街を見下ろしながら別の場所に行く

細い山道を延々走っていった先にあるのは・・・・

ボルビックの源泉!
ここからあのボトルの水が汲まれているのかぁ。といっても、結構殺風景な場所だった。となりに源泉の水が飲めたので口にしてみたが、微妙。温かったんだ。でも話によると、この水で生産している訳ではないらしい。そうなんだぁ。

そして目指すはフォアグラ三昧のBrive-la-Gaillarde ブリーヴ・ラ・ガイヤード! 言えねー! とても小さな街で、わくわくしていったんだけれど、完全にリサーチ不足。観光地なもので、どこのレストランが当たりなのかさっぱり分からない。ホテルで聞くと、

「うちのレストランがうまいに決まってるさぁ!」

というのだけれど、なんか微妙だったのでキャンセルし、街を探索。したはいいけれど、よくわからない。そこで、フォアグラのメニューが多いところに飛び込んでみた。まぁうまかった。当たりじゃないけど外れても居ない。これ大事! まあ許しチャル。というわけで、前菜もメインもフォアグラ絡みを注文して、満腹になったのでした。

翌日は再び北上する。しかし高速は使わない。下道でのんびり走るのだ。
途中に見つけた湖。Lac de Vauvelx?  モルド川 ガンヌ川?よくわからない!

完全に観光気分です

おなかが空いたので、途中で見つけたレストランに飛び込むも、満席で断られた! このたたずまいと客の多さから、きっとうまいに違いない。いや、絶対うまい。悔しい! しかし、そのあとで見つけた街道沿いのレストランもなかなかいけた! しかもフォアグラに何のキノコか分からないけど、クリームソースのかかったキノコと牛肉のどちらもうまかった! 昨晩の晩飯よりも最高! やー挽回したね!

そしてこの日の夜はシャルトルという世界遺産の街。ホテルの窓から見えるノートルダム大聖堂が見事。明日はいよいよオフロードコースでのシェイクダウンだ。


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  1. O&クロ のコメント

    美味しい地域に行きましたね。羨ましい。
    ペリグー近辺は、フォアグラ、鴨、そして砂肝が絶品です。
    も少し南下すればカスレー、バスク地方も日本人には合っている料理が多いと思います。
    自分は南仏に住んでいますので、次回はこちらまでいかがでしょうか。
    地元の宣伝ですみません。

  2. すずき のコメント

    昨日、シェイクダウン壮行会にて三橋さん運転のファラオラリー車のナビ席に同乗
    させて頂きました。

    「ちょっと乾燥してきたから滑るよ〜!」のコメントから発進。
    車体をドリフトさせながらも、壁のようなダートにタイヤを当て、そのサス反力で
    トラクションをかけている感じがしっかり体感できました。

    ジャンプも迫力ありましたが、まるでカントのきついバンクを走るような爽快感、
    とても貴重な体験をさせていただき、ありがとございました。

    パリダカ本番でのご活躍を遠く日本の地より期待しております。

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2012.11.16

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パリは予想以上に寒かった!

今回はフライトがうまく取れなくて、オランダのアムステルダムで乗り継ぎ。
そして心配していた通り荷物がなくなった。
コールマンに用意していただいた、テント含めたキャンプ道具一式!
どこにあるのかも分からないというお粗末ぶりに。がっかりしながらの幕開けとなった。

時差ぼけの中、向かったのはパリ郊外にあるファクトリー。
ここで、TLCのラリーマシンが制作されている。
オレがここに来たのは、ラリーマシンのシート合わせと、
ダカールラリーで使用するための荷造り。
そしてもう一つ大事な任務がある。
それはあとで語るとして、
ファクトリー内はまだまだ騒がしいくらいに活気あふれていた

つまり、作業が遅れているということ!
色々トラブルがあったようで、メカニックたちが朝早くから夜遅くまでがんばっていた。

この段階でこんな火花を散らした作業をしてるって言うのは異例だね

オレの方も、オーダーしていたステアリングの径が違っていたり、細かい行き違いがあって、
まだ完成には時間がかかりそうだけど、シート位置などは問題ない。
このチームに在籍して7年目。現場のみんなとの意思疎通はスムーズだ。

もう7年かぁ。長いなぁ
4輪に転向して10年が過ぎたんだなぁ。

なんてことを思いながら、ラリーカーを眺めつつ、自分の荷造りもちゃちゃっとすます。

そうそう、2013年のダカールラリーでのカーナンバーが分かった。

今度のNo.は341!

そう、2010年の時のナンバーと同じ。
このナンバーから2連覇が始まったことを思うと、縁起のいいナンバーだね!

そしてこの日はボジョレーの解禁日。
あちこちのBARで盛り上がっていたな。
ここなんて、BARの名前がボジョレーだもの。
そりゃいっぱい人が来るよね


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2012.11.14

Jun Original ポロシャツ

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