2016.01.26

ダカールのバイク部門はMだ!

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今年のダカールはコースは簡単だと書いたが、
じゃあダカールラリーが簡単か? というと、やっぱり大変だ。
コースは例年に比べれば簡単だったけど、他のクロスカントリーラリーに比べれば格段に難易度は高い。
距離は半端なく長いし、日数も2週間。こんなラリー他にはない。
なにより、難しい時のコースは他のラリーなら数十キロで終わってしまうが、
ダカールラリーはそれが一日中続く。それだけでも他のラリーより大変だってことがわかる。

そしてなにより、今のダカールラリーは”大変”なのだ。
特にバイクは!

何が大変かって。まず雨!
今年の前半は毎日雨が降ってたしね。
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雨は体力を奪いし寒いし、なにより風邪をひきやすい。
今回もトップライダーでに数人が風邪をひいていた。
体調管理がとっても大変だ

さらにボリビアは標高が高くて、これも大変。
簡単に高山病になってしまう。
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こればっかりは体質にもよるが、一度高山病になると、頭痛に吐き気、めまいとそれは苦しいことになる。
さらにこのウユニで雨なんぞ振られた日には、あまりの寒さで低体温症になりかねない!
酸素は薄いは雨は降るは寒いはで本当に大変。
しかも、暑いところは60度を超える猛暑地帯を走らなければならない。
これだけでいかに体調管理が難しいか・・・。本当に大変。

さらにさらに、バイクには2回もマラソンステージが設けられてる。
マラソンステージとはメカニックたちと合流できないので、自分で整備する必要があるステージのこと。
バイクを壊したら、補給パーツも手に入らない。
それだけじゃない。
寝床も完全にひどい扱いを受ける。
このざまだ
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学校を利用しているのだが、完全に収容所だ。
この衛生管理にあなたはついていけるか????

こうやって書くと何が楽しいんだろうって考えてしまう。
まさにダカールラリーのバイク部門はドMの人たち向けの大会といってもいい(苦笑)

こういうところも、今のダカールラリーが大変と言われる所以だ。


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2016.01.25

ダカールのコース

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今年のダカールラリーのコースは簡単だったと言われているし、僕もそう思う。
というのも、ルートの大半は道だったからだ。
道というのはどういうことかというと、こんな感じの道ばかりということ

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山や平地の林道と言ったらわかるだろうか。
これがもう少しタイトになったり、石が出たりはするけれど、基本的に道。
ちなみにここは標高4500mの最も高かったところの道だ。

また平地では農道というか、広い直線ダートが増える
こんな感じ

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こういうところはその先に大抵道にぶつかるので、90度ターンが多い。
でもまっすぐ。基本農道だったり、牧場脇の道だったりする。
ちなみにこの時点で 130 キロ以上のスピードが出てますね。
今回は最高速が165キロくらいだったかな。

ではダカールラリールートというのはどういうルートかというと、
それはズバリ! オフロード! 道じゃないところ!
これなんかまさに典型的
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道に見えるけど、これはバイクがたくさん走ってついた跡で、基本は何にもなかったところ。
路面は砂で、その上に草が生えてる。走るのに難しいじゃ所じゃないけど、
かなりでこぼこで、これが100kmも続くと大変!
しかも砂だから、誰かが走った後は柔らかくて、走りにくいしエンジンのパワーも食われる。
だからこういうルートは大変なんだ。

さらに、砂丘エリアになるともっと大変!
これはフィアンバラの砂丘
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砂丘と言っても、いわゆるデューント言われるものは簡単。
もちろん走ったことのない人には大変だけど、僕にとって砂丘はさほど難しいものじゃない。

でもここは砂丘というより砂の山。
こういう道を延々登ったり降りたりする。
これがまたパワーが食われて大変なんだ。

ちなみに、今回あった、いわゆるデューン、砂丘はこんな感じ。白い砂丘。わずか数十キロで終わっちゃった。
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こういうダカールラリーらしいルートが、今回は3〜4日しかなかった。
2週間あってたったの4日!
後はずーっと道だった。
だから今年のダカールラリーは簡単だったって言われる所以なんだ。


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2016.01.25

保護中: 腰痛の原因

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2016.01.24

KTM JAPANに報告

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今回のプロジェクトはKTM JAPANの協力なくしてはあり得なかったわけですが、そのKTM JAPANに完走報告に行ってきました。
スタッフみんなで出迎えてくれて、本当に完走してよかったなぁと思いましたよ。
社員全員の応援があっての参戦ですからね! 本当に感謝です

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ショールームには引き続き三橋淳がスタンバイしてますので、
お近くにお寄りの際はぜひ足を運んでください!

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2016.01.22

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無事に日本に戻ってきました。
恒例の絶賛時差ぼけ中です。
夜ろくに寝付けないまま朝を迎え、インターフィンの鳴る音が。
なんだよこんな朝っぱらから、とやや不機嫌に起きると・・・

大きな花!

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送り主はなんと!

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びっくりです。
まさかお花が届けられるなんて。
ありがとうございます!


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