2015.01.09

Stage5 レースレポート

BH8P4424

【ダカールラリー2015 アルゼンチン・ボリビア・チリ】ステージ5コピアポ→アントファガスタ
SS(競技区間) 458km  リエゾン(移動区間)239km total 697km 
/総合28位 市販車部門1位

今日は、BAD Day、まずキャンプ地を出る時にエアコンの故障が発覚、ステージはエアコンなしで走ることからスタート。その後、クーラントの臭いがし水温も上がったので、ラジエターが壊れ穴でもあいたか?と思ったが、それはなく…。この事を気にしながら走った。
チームメイトとのバトルも何度かあり、そんな中でエンジンがいきなり止まる。すぐにエンジンはかかったものの、2011年に走った場所と似ていて砂のやわらかい箇所で止まったので、タイヤの空気を抜いて空気圧を下げた。これがのちのち仇となり、その後のコースは空気圧を下げる必要のないような所ばかりで、ペースも上がらなくなり結局パンクを喫した。
パンクを修復している間に遅いバギーたちに抜かれ、コース復帰後は、そのバギーたちとお互い邪魔し合いながら走り、ようやく抜けたと思ったところで、ナビのアランの体調が悪くなった。アランは、カラダが左右に揺さぶられるコースであった為、気分が悪くなった模様。アランを気遣いながら走行を続け、アランの集中力が戻って来たのでペースをあげたら二度目のパンクに見舞われる。作業は難なくするも、今度はジャッキが戻らないハプニング。細かなトラブルに見舞われるBad dayではあったが、チームメイトからは大きく遅れることもなく無事にゴールした。

体調もだいぶ戻り、気になっていたのども気道が広がった感じがするとのこと。Bad dayではあったが、これまでで一番集中力が続いたステージだったと話していた。


カテゴリー: 2015 DAKAR(day 5)
  1. 一通 のコメント

    過酷な環境で長丁場ですから、最初から最後まで体調ばっちりと言う訳にはどうしても行かないのですね、人間も車も。そんなハードなダカールで集中力が必要とされる場面で発揮できたのは不幸中の幸いじゃないかと言う気がします。

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