2014.01.10

【ダカールラリー2014 アルゼンチン・ボリビア・チリ】 レポート vol.7

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ステージ5 総合34位 市販車部門2位
Chilecito→ Tucuman SS(競技区間): 527 km / LI(リエゾン、移動区間): 384 km

これぞザ・ダカール!サバイバルルートを無事に走破
今日のステージも2つパートに分かれた難コースかつ長丁場。リエゾンを含む911mもの行程が用意されていたが、なんと気温が暑過ぎるために、後半のパートが100㎞に短縮されたそうだ。

前半のステージ、距離も半分を過ぎる頃JUNは熱中症気味に。そして、ナビゲーターのアランも体調を崩してしまった。スタートしてから40㎞地点まで、チームメイトと一緒に走行していたが、アランの体調の回復を待つ為、チームメイトには先行してもらった。過酷な暑さに見舞われ、困っていた2輪に水をわけ与えたり、二人も積んでいた水を飲み干すほど。現地の気温は、47℃までもあがり、窓を開けても風も入って来ない過酷な状況だった。

途中、クラッチが切れなくなり、200㎞の走行を2速で走行しかなりの時間を要した。3回のスタックと2回のパンクにも見舞われトラブルだらけ。

また、クルマがオーバーヒート気味になってしまったので、エンジンを冷やす為、走っては止まるを何度も繰り返した。それは、チームメイトも同様だった。チームメイトとは、最初のステージでは、最大で20分程差がついていた。

全行程で、3回のスタック2回のパンクと、さまざまなトラブルに見舞われたが、最終的には、チームメイトとは約3分の差でゴールする事ができた。

JUNのコメント
「今日のステージは、道なき道を行くまさにザ・ダカール。今年のコースは本当に難しい。しかし、スピードを競うならWRCで良い訳で、このような過酷な大自然を駆け抜けてこそ、ラリーレイド。今日のステージは、グダグダだったが、結果を見れば数分の差でおさえているので、良い流れが来ていると感じている」


カテゴリー: 2014 DAKAR(day 5)
  1. 一通 のコメント

    短縮されてもあまりにも過酷なステージ、短縮されなかったらどうなっていたのでしょうか。その中で着実に歩みを進めておられる(走りを進めておられる)のは力強いなあ、と思って見ています。

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