2011.01.06

Stage 4 SAN SALVADOR DE JUJUY > CALAMA

20110105 505Z5578 快調な走りを披露した三橋ドライバー

快調な走りでトップ独走。いよいよステージはチリへ!

1月5日 Stage 4  サンサルバドルデフフイ >カラマ 市販車クラス1位/総合24位

今日はまず554kmの長いリエゾン。アンデス山脈を越えてアルゼンチンからチリに入り、カラマ近くで207kmの競技区間が待ち構えるロング・ディスタンス・デイ。三橋はこの日、前半では過去最高と言ってもいい総合24位でフィニッシュ、市販車クラスで後に続く選手たちを1時間以上総合で引き離すアドバンテージを得た。快調、快調!

「今日は大きなミスをしてしまった。大失敗。今日はアンデス越えで国境をまたぐので、荷物を積んだトラックがキャンプ地来るのが夜中!!! 着替え荷物一切トラックに積んだままでどうしようかと思ったが、スタッフにTシャツやパンツ、靴下などを分けてもらい(各自チームから新品を支給されているので)それでしのいでる」

「アンデス越えは今まで通ったことのないルートで、とても長いこと標高の高いところを通った。かなり空気が薄かったよ。高山病になるかと思った。4800mだからね。しかし、競技自体はいたって順調。昨日のトラブルは無事に解決したようで、快調そのもの。オープンデザートといういわゆる土漠の広いところをかっ飛ばすルートでとてもパリダカらしかった。ホコリがすごかったけど、風があったおかげで抜くのにさほど苦労しなかった。最高で170km出てたかな」

「今年はサンチネル(追い抜きする時に相手に知らせる発信機)を鳴らすと、みんなすぐどいてくれる。すごいね。俺も鳴らされたらすぐどくようにはしてるけど、びっくりだ。キャンプ道具一式トラックの中なので、今日はホテルです。明日から本格的にダカールラリーが始まると言っていいステージがまっているので、楽しみです」

三橋によれば、いよいよ明日からが本番と言っていい内容になる。このま快調をキープできるよう、ぜひこれからも応援の声を彼に届けて欲しい。


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  1. 一通 のコメント

    高地越えで高山病寸前になりながら走った後キャンプ地に着いたら、荷物が届くのが夜中になってしまい、大変でしたね。レポート読むたび様々な出来事を乗り越えられるタフさを感じます。明日(もう今日)も頑張って下さい。

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