三橋のデビュー戦となったファラオラリーは、FIAクロスカントリーシリーズのカレンダーから外れているものの、エジプト全土を約1週間かけて回るもので、その規模は大きい。また実際にパリダカと同じルートを通ることからも、トレーニングには最適のレースだ。
このレースに、三橋は、まったく事前トレーニング無しで挑む事になった。初めてのレーシングカー、初めての4輪での砂丘越えと初め手づくしの中で、徐々に三橋はドライビングテクニックを身につけ、現在の基礎をここで築き上げた
コース
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コース |
月日 |
Km Tot. |
TRAnSF. 1 |
P.S. |
TRAnSF. 2 |
stage 1 |
アレキサンドリア〜カイロ |
27/09/03 |
204,67 |
204,67 |
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stage 2 |
カイロ〜バハリジャ |
28/09/03 |
366,32 |
56,68 |
230,88 |
78,56 |
stage 3 |
バハリジャ〜ミュト |
29/09/03 |
476,34 |
0 |
439,69 |
36,65 |
stage 4 |
ミュト〜アル・オワイナット |
30/09/03 |
393,91 |
7,53 |
386,38 |
0 |
stage 5 |
アル・オワイナット〜アブシンベル |
01/10/03 |
347,21 |
0 |
337,72 |
9,49 |
stage 6 |
アブシンベル〜アル・カルガ |
02/10/03 |
549,29 |
12,72 |
420,25 |
116,32 |
stage 7 |
アル・カルガ〜バハリジャ |
03/10/03 |
558,68 |
151,27 |
397,81 |
9,6 |
stage 8 |
バハリジャ〜カイロ |
04/10/03 |
438 |
0 |
346 |
94,32 |
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TOTAL |
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3334,42 |
433,07 |
2558,73 |
344,94 |
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TOTAL transfers |
778,01 |
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ファラオラリー2003が今朝から始まった。全行程3000km以上、1週間にわたるレースでカイロをスタートし、今レース中最も美しいとされるアブシンベルで引き返しカイロに10月4日戻ってくる。競技は、かつてのキャラバンルートを中心に様々なオフロードを交えたコースを走る。
チーム・ニッサン・フランス−ドスードからはピックアップ2台、パシフィンダー1台、テラノT2の4台が参加。当大会はワールドカップには含まれていないが、パリ・ダカールラリーを控えて理想的な車両・競技者の調整の場所だ。 1号車はイヴ・ルーベ/ジャッキー・デュボワの乗るピックアップ。2号車が篠塚建次郎/ボビー・ウィリス(アイルランド)の同じピックアップ。パシフィンダーには1998年に優勝したイタリア人ジョルジオ・ベッカリス/ロベルト・フェラーリ、そしてテラノには日本のルーキー三橋淳が初めて4輪で参戦する。2輪でしっかりと経験を積んできた三橋は、ニッサン・ラリーレイド・チームの池町佳生と同様、ニッサンの若手ドライバー育成プログラムに加わっているドライバーだ。
本日のコースはカイロからオアシス、バハリジャまでの366km、そのうち230kmがSS。広いピストと時折ピストを外れたフロードが交互に出てくるかなりのスピードコース。
1号車のルーベは、ニッサンピックアップを完璧に制御し、最初から果敢に攻めてSSをトップでゴールした。コルシカ人ルーベは本日の結果に大満足。「今日は何よりも、完璧なナビをしたばかりでなく、私を最良のリズムにしてくれたナビのジャッキーの手柄を称えたい。正直言うと、SSスタート直後、ピストを外れた後、全く目印がないから多少なりとも不安だったのでナーバスになっていたんだ。でも、ジャッキーの言うとおりに走ったらバッチリだった。そして、今日のベストタイムになったというわけ。もうひとつ、嬉しい驚きがあった。クルマが最高に良いコンデションなんだ。ここのような様々な路面に対して、どんな場合でも理想的なくいつき具合なんだ。」
2位はイタリア人ベッカリ、ルーベから2分遅れのゴールだった。「今日のSSはすごく良かったが、ちょっとエンジンがヒート気味なのが気になっていた。初めて自動制御の車に乗ったけど、本当にすごい。SSの間中、篠塚建次郎の後でホコリを被りながら走っていたが、途中ミスコースして、コースに戻った時は2分もタイムロスしていた。それにも関わらず、ドスードチームのオフィシャルカーの間に割り込めたのはうれしいよ」
本日の3位はピックアップに乗る篠塚建次郎。2位と3分23秒差だった。「今日のSSは超スピードコースだった。ほとんど5速、6速で走っていたよ。4度ほど小さな砂丘越えがあったけどあまり難しくもなかったかな。ミスコースしたのが惜しかったね。ボビーがトリップマスターを間違えて違うコースを走ってしまった。すぐに彼は気がついたんだけど、既に3,4分ロスしてしまった。他はすべて良好だよ。クルマもかなりよくできあがっているから、明日からが楽しみだね」
三橋淳にとっては、今日の初走行はあまり楽しいとはいえないような初日だったようだ。最初のデューンで、初めての4輪での砂丘越えに相当苦しんだ。ここで、40分ほどロスした後は、スタックしてナビのフィリップ・レイと砂かき。さらにその先では右ショクアブソーバーが破損。チームメイトをヒヤヒヤさせた。こうして、かなりのタイムをロスしながらも、なんとかドライバーとナビ2人はくたびれきってちょっと消沈気味にゴールに到着した。
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